もう全て揃った2015年03月21日 23時56分08秒



先日、15年使った給湯器がとうとう駄目になり、買い換えることになった。電源が入らなくなり、湯が出なくなったのだった。去年一度直しているのだが、修理代も数万円単位で馬鹿にならなかったし、その時にももう寿命だと言われていた。

大阪ガス系列で見積もりを取ると驚くような値段で、しかも工事は数週間後になるという。これでは話にならないので、メーカー系の代理店でも見積もりを取ってみたら何と十万円も安くなり、工事も数日後でOKだという。もちろんそちらに頼むことにした。
電源を抜き差ししたり、電源ボタンを連打すると、まれに作動するのでその隙にシャワーを浴びて、というので数日しのぎ、無事に工事は完了した。

相見積もりで安くなったとは言え、フルサイズ一眼レンズキットが一式買えるくらいの支出で、ちまちま節約していた分など一瞬で吹っ飛んだ。まあ、お金というのはこういう時に備えるためのものだし、そもそも価値がどんどん無くなっている日本円をただ持ってるよりは、固定資産系のメンテナンスに使うほうが意味があるとも思うが、単純に痛いのは確かである。
色々買えたのに、とやっぱり思ってしまう。


ところで今日、物置の片付けをしていたら、古いオーディオ機器なんかが色々出てきた。
どれも今でもちゃんと動作するが、ポータブルCDはともかくテープやMDは出番もない(カセットデッキもMDプレーヤーも、もっと高性能の奴を現役で確保してあるから、という理由もある)。売ってももちろん値段はつかない。
この手の電子機器は好きだし、新しいのが出たらつい買ってしまうから、PDAやスマホ、デジカメなんかも入れると長年の間にものすごい台数を買い換えてきたことになる。
ポータブルオーディオだけでも、カセットのウォークマン(というか最初に買ってもらったのはフェアメイト製)が多分計4台、MD計4台のあとにもiPodを何台も買い換えているのである。

しかしこうして、今でも使えるけど出番はない機械類を見ていると、これ以上新しいものを買い換えていくのが空しく思えるのも事実である。もう、必要な物は何でも揃ってるではないか。
今やスマホ一つあれば何でもできるし、性能的にはもはや向上の余地などほとんどないのだ。そう思うと、「色々買えたのに」のほとんどは買わなくてもいいものばかりなのだとも言える。

コメント

_ 最前線! ― 2015年03月22日 10時53分58秒

たまには街のお風呂屋さんなんかも、いいもんですよ♪
湯冷めしない陽気でもありますし・・・ちょっと面倒臭いけどね。

_ NZ ― 2015年03月22日 14時16分30秒

そろそろ暖かくなってきたし、それもいいね。
給湯器が壊れた時は、まだ大寒波の真っ最中だったので、湯冷めが怖くて銭湯に行くのは避けちゃいました。歩いて数分のところにあるんだけど。

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