竜巻とインフレーション ― 2015年01月27日 20時10分02秒

ハイパー・インフレーションという現象を知ったのは、子どもの時に何かの本を読んでだったが、確か山積みの札束でコーヒー一杯しか飲めないというようなイラストだったと思うから、あれは恐らくドイツのワイマール期におけるハイパー・インフレの説明だったのだろう。
それ以来、世にも恐ろしい(そして少し面白い)現象として強く印象に残り、しかし実際にそんなことを経験することはまずないだろうとも思った。僕にとっては、自然災害における竜巻と似たような位置付けだったとも言える。あれも死ぬほど恐ろしく、かつ興味深いが、実際に遭遇するとは考えにくい。
ところが、その竜巻のほうは、近年国内のあちこちで大きな被害を出すようになってきた。藤田スケールF3クラスの竜巻が何度も発生するなど、昔では考えられなかったことが起こるようになったから、もはや一生竜巻の被害に遭わないとまでは言い切れなくなってきた。
ではインフレのほうだが、日経Web見ててもずいぶん人によって意見が分かれているようではあるけど、少なくとも財務相が「絶対にあり得ません」とわざわざ答弁をしなければならない程度には危険性が上がってきた。恐らく、可能性は低いのだろう。竜巻に遭う可能性よりも、低いのか、高いのか。しかしハイパーまでは行かなくても、万一年率5%とか10%とかにでもなったらかなりきつい。
まあ、竜巻から前もって身を守るのは難しいだろう。さすがにアメリカみたいに地下シェルターを作るわけにも行かない。しかしインフレ対策なら色々手段がある。
僕も二年ちょっと前から貯金の外貨分散は始めたが、金融的なもの以外にも災害時の備蓄と共通でできることもある(友人たちとしゃべってたら、コメを多めに持っておくのが確実じゃないかという冗談みたいな結論になったが)から、やっておくに越したことはなかろうと思う。
とりあえず、カセットボンベは買っておこう。
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