賢い犬2014年05月05日 11時37分07秒




奈良の王寺駅に立ち寄ったら、犬のイラストが描かれたのぼりがたくさん立っていて、ああそう言えばと思い出した。
この犬は「雪丸」と言って、聖徳太子が飼っていたと言われる犬なのだが、王寺の町ではこの「雪丸」を地元のキャラクターとして売り出し中なのである。
駅から歩いて10分ほどの達磨寺に、雪丸像があるとの案内があったので、せっかくだから見に行ってみることにした。

境内の片隅にあった石像の犬は、コロコロとしていてなかなか可愛らしい感じ。
解説によると、雪丸は人間の言葉がわかったとのことで、死後は達磨廟を守るために自分の遺骸を寺の東北隅に葬るようにワンと遺言を残したとのこと。
お利口な犬だったようで、そう言われて石像を見ると、賢そうな顔をしているようにも見えてくるのだった。