よみがえるか宇治川花火2023年08月31日 19時01分25秒





50年以上の伝統があった京都府内屈指の花火大会、「宇治川花火大会」が福知山花火事故があった2013年を最後に終了となって、今年で10年。

学生時代以来、友人などと何度も見に行った思い出の花火大会で、なくなってしまったのは非常に淋しく、できれば復活して欲しいなあとずっと思っています。

先日、宇治駐屯地で開催された納涼夏祭りで、初めて花火が上がることになり、わずか数分間と言う話でしたが、いつものメンバーで見に行ってみました。
夏祭りは予想を上回る大盛況で、最寄りの京阪黄檗駅を降りるとすでに大行列。やはり花火を見に来た人が多かった様子。
我々は空いた芝生の広場を見つけて、そこに寝転がって待つことにしました。

打ち上げ前の主催者挨拶でも、やはり「宇治川花火の復活を目指したい」という言葉がありました。
「それではフィナーレです」という懐かしいアナウンスもありましたが、何シリーズにも分かれて打ち上げていた本物の宇治川花火と違い、今回は「フィナーレ」だけなので、これはお客さんへのサービスのようでした。

実際の花火は、本当に数分間だけ。宇治川花火の7000発という規模とは比較にもならないものの、最後には何発かまとめて打ち上げてくれて、それなりの盛り上がりはありました。

思い出補正、というのもあると思いますが、帰途に就く人々は満足げな様子に思えました。
我々は混む最寄り駅を避けて、隣の駅まで歩いて京阪電車に乗りましたが、これも宇治川花火の時と同じで、ちょっと楽しかったのでした。