リーマン・ショックと壱岐島2013年06月14日 22時08分54秒


「リーマン・ショック」と聞くと、壱岐島のことを思い出す。
何の関連があるんだ? と思われるだろうが、実は関連はない。
ただ、いつものメンバーでの壱岐島旅行の帰り道、ジェットフォイルの中で携帯のニュースを見ていた後輩が「リーマンが破綻したようです」と言ったのが第一報だった、というだけである。

その時は、実は意味がよく分からなかった。もちろんリーマン・ブラザーズは知っていたが、アメリカの大手銀行、程度の認識しかなかったのだ。
「それってかなり大ごとなの?」と聞くと、まあそうですね、みたいなことを後輩は淡々と答えたが、その世界のプロである後輩の言うとおり、そこからはえらいことになったわけである。

さて、次の報せはどこで聞くことになるのだろうか。

FT1投入2013年06月23日 13時29分56秒



(前回までのあらすじ)
ついに発売された待望のニコワン用大口径中望遠、32mmF1.2は定価10万円超えで、さすがに手が出ない。
ここはレンズアダプターFT1で、DX用の35mmF1.8を付けてお茶を濁そうかなあと思っていたとき、FT1がファームアップされて要望が多かったコンティニュアスAFに対応することになった。


…というわけでこれを機会に、ニコワン購入から半年以上迷い続けたFT1を買いました。
APS-C一眼用としては最軽量な部類(200グラム)のDX35mmF1.8も、ニコワンV1に付けるとかなり立派な感じになります(隣の超広角ズーム、1nikkor6.7-13なんか、120グラムしかないので)。しかし、バランスは悪くありません。

写りもばっちりで綺麗にボケますが、まあ要するにもともと定評のあるDX35mmF1.8の撮影画像の一部をトリミングしてるわけなので、これは当たり前。しかし換算95ミリで撮れるのは新鮮な感じではあります。
AF速度もさすがに位相差の使えるニコワンだけに、DX機での使用時と何ら変わらない感じでした。

ubuntuを試す2013年06月26日 23時15分09秒



いよいよWindowsXPのサポート期限が近づいてきた。
メイン機はすでに7にしてあるから何の問題もないが、まだ生かしてある先代メインデスクトップ機と、二台のノートパソコンはいずれもXPである。一切ネットに繫がないなら構わないのだが、ノートパソコンのほうはネットを見るのに使うこともあり、ウイルス対策ソフトの更新が止まってしまうのは困る。

かといって、普通に動くパソコン(LibrettoU100は大きさやデザインが気に入っているし、LooxUは代わりになるものがない)をみすみす放棄する気にもならない。
Windows7か8へのアップグレードも考えられるが、何せどちらも非力すぎてまともに動くかどうか怪しいし、第一何本分もWindowsを買うのももったいない。

となると、やはり無料のLinux系と言うことになる。昔から面倒そうだと思って避けてきたLinuxだが、調べてみるとubuntuならインストールも簡単で、しかもCDやUSBメモリーからも起動できるようだ。
そこで、さっそくubuntuを8GのUSBメモリーにインストールして、メイン機で起動してみることに。
作業は何ら難しいこともなく、ドライバーがどうとかいう問題も全然ないまま、あっさり起動した。無料のオフィス(LibreOffice。ワードソフトは何と縦書きまで出来るらしい)を初め、主要なソフトも最初から全部入っている。

同じUSBメモリーを今度はLibrettoU100に挿して起動してみたが、こちらもあっさり起動。XPに比べて重いと言うこともなく、軽快に動いた。無線LANもすぐに認識して、インターネットにも簡単につながる。これはいい。
XPとのデュアルブートも簡単らしいので、次はそれを試してみよう。

続・ubuntu2013年06月27日 22時07分02秒



ubuntuの続き。
色々検討した結果、CPUがPentiumMで非力なLibrettoU100には、より軽い「xubuntu12.04LTS」というのをインストールすることにした。

「Wubi」というインストーラを使うと、WindowsXP上でubuntuのインストールが可能で、全く手間をかけずにデュアルブート環境を構築可能。時間も大してかからなかった。
日本語環境が不完全だったので、解説サイトを見ながら設定を終え、LibreOfficeとDropBoxをインストールして、ひとまずは最低限の環境を設定し終えた。
とにかく、最初からubuntuがOSだったかのごとく、違和感なしに動かすことが出来る。軽量なxubuntuにしたおかげか、XPで動かすよりも軽い。まあ、ネットブックでも軽々と動くそうだから、PenM1GhzのLibrettoなら性能的には充分なのだろう。
縦書きの出来る軽いエディタはまだないようなので、文章を書くときはXPをオフラインで起動して秀丸で、それ以外はネットをつないでubuntuで、と使い分けることにしよう。
次はLooxUにも入れてみる。

ubuntu・その32013年06月30日 20時05分24秒



引き続いて、LooxU/C30にxubuntu12.04をインストール。
特殊な超小型パソコン(UMPC)のせいか、こちらはLibrettoUほど簡単には行かず、ネット上の情報を参考に設定ファイルを書き換えたりと少々手間がかかった。もっとも、昔初代モバギをDOS化したときに比べれば簡単なものである。
シングルコアのAtomZ520搭載できわめて非力なこのマシンだが、xubuntuでの動作はXPを使うよりもはるかに軽く、苦手の動画再生もずっとスムーズ。これはいい。

驚いたことに、Windowsアプリが動作するという「WINE(WINE is not an emulator)」というソフトを使って秀丸エディタを動かしてみたところ、Windowsネイティブ動作と同程度に動くのである。名前の通りエミュレーションではないらしく、ubuntu自体がWindowsとしての機能を持つという原理のようだが、よく分からない。他にもかなりの数のWindowsソフトが動作するようだ。

ただし、残念ながら秀丸は縦書きモードだと表示がおかしくなってしまう。VerticalEditorもダメだったので、恐らく日本語縦書きのサポート自体にまだ問題があるのだろう。ここが改善されれば、もうXPは完全にいらないな。