動き出す世界で2021年10月31日 19時46分48秒



このところ「久々の何とか」とばかり書いてるが、実際久々なので仕方がなく。

金曜日は、前の職場で一緒だった人たち3人で、焼肉を食べた。
定年後の再雇用が間もなく終わる大先輩と、本社にいる若手と僕で、いつ以来かはよく分からないが1年近くにはなるのではないか。

本社の若手の話だと、うちの会社の経営状態は発表されているよりずっと悪いということで、これは別の筋から聞いている情報とも一致している。彼としては、破綻確実ということで、今後の身の振り方を考えているということだった。

僕が安全圏にすでに出られたのは、年齢的な幸運がもちろん大きいのだが、若いうちにこの事態を見越して資格をいくつも取っておいたことと、居住物件選びが正解だったこと、それに20代から生活水準をほとんど上げずに来たことも大きい(そもそも高級なものに関心がない)。

特に資格については、有資格者枠で募集しても、コロナ禍でさえほとんど応募がなくて困り果てているのを目の当たりにしてきた(というか個人的にもしわ寄せを食らった)し、何せこちらは実務経験も相当積んでいるから、かなり使えることになる。
社内でも、この話題になる度に「取っておけばよかった」とうらやましがられるし、前述の若手はもう勉強を始めているそうだ。

あのバブル崩壊に巻き込まれた恐怖感が、20代に色々手を打った原動力だったわけだが、若いうちの苦労はやはり無駄にはならないようではある。今も色々勉強は続けている。