夏の終わりの京終2020年08月30日 16時49分50秒








8月最後の日曜日、今日が実質的に夏の終わり。
例年なら、奈良のどこかを少し歩いて締めるというパターンなのだが、今年は京都府内だなあと思っていたら、府下の陽性者数の減少で昨日の夜から特別警戒基準を下回った。それなら、やはり恒例の奈良にちょっと行くことにしようかと、朝から出かけてきた。

まだ行けてないところがあったかなと考えて見ると、修復されてカフェができたという京終(きょうばて)駅をまだ見ていない。
高の原のイオンモール(奈良と京都の府県境にある)に寄った後、新祝園から学研都市線、奈良線、桜井線経由という凝ったルートで、京終へ行ってみた。

修復された駅舎、綺麗にしすぎという感はあるのだが、元々の原型に近づけたという話だし、なによりも建物を壊さなかったことが高く評価できる(JR西はともかく古い駅舎をぶち壊す)。年月が流れれば古色も出るだろうし、これで良いと思う。
中のカフェで本格的なジンジャーエールを飲んだが大変美味しく、待合室で音楽演奏の練習(ピアノと、あれ二胡だったのではないかな)をされておられる方々が大変上手で雰囲気も良く(しかも曲が「少年時代」だった)、夏の最後の日にぴったりという感じの時間を過ごすことができた。

帰りは奈良市内に寄って、小鹿を眺めたり、猿沢池の前にできたスタバを見たりしたが(京終駅でカフェに入ったのでここには入らず)、さすがに気温37度の暑さで消耗してきたので、贅沢して近鉄特急に乗って帰ってきた。

ほとんど前例のない、全くどこにも旅行に行けなかった夏(体力回復の必要もあって、やたらプールばかり行ってた)だが、最後は少しだけ形がついたような気がする。
正直、ただ暑いだけなら楽しくもなんともないから早く秋になったほうがましとも思っていたが、やはり惜しみながら見送るとしよう。

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