失われたもの2019年11月03日 21時31分58秒



既報の通り、首里城の正殿ほかの建築物が、火災によって失われることになってしまいました。
戦時中にも一度焼失しており、その再建ではあるのですが、このような大規模な木造建造物を再建するのにどれだけの時間と労力がかかるかは、奈良で長年色々身近に見てきましたから良くわかっているつもりです。

また何度目かの再建を目指すことにはなるのですが、現代の日本においては木材の調達がかなり大きな課題になるだろうと思います。また、沖縄の伝統的な瓦などの職人が減っているというのも厳しいところでしょう。

来年1月の沖縄旅行では、本島が初めてというメンバーもいるので、また首里城にも行くつもりでしたが、さすがに今回は難しいでしょうね。