弾丸日帰り町並み取材2019年05月04日 20時54分18秒




(用瀬)



(智頭)

(みんな大好きスーパーはくと)

先日から申し上げております通り、この大連休には遠出はしないつもりだったわけですが、ツイッターだので色々見ていると、楽しそうに町並み観光をしている人たちがたくさんおられるわけで、やはり一回くらいはどこかに行きたいという気持ちが急に強まってきた。連休後半に入って天気も最高なので、なおさらである。

しかし、急に思い立っても宿は簡単に取れない。某A〇Aホテルのように、1泊2万円とか吹っ掛けているところもあって、そんなところには死んでも泊まる気がない。そうなると日帰りで、それでそこそこ満足が行くくらいの場所と言えば、ぎりぎり山陰地方(鳥取県)に入る智頭と用瀬辺りだろうと考えた。ここも以前から行こう行こうと思っていて、しかし日帰りには若干遠く、かと言ってわざわざ泊まらなくても行けるという微妙な距離のため、未だに行ってなかったのである。好きな智頭急行にも乗れる(名前の通り、終点が智頭である)。

現地は恐らく空いているだろうが(実際、平和なものだった)、関西からの脱出時にはやはり大混雑は避けられないだろう。何とかならないか、と考えて思いついたのが、ものすごく早起きして始発で出かけるということだった。いくら早起きが苦手とは言え、その程度の努力でのんびり旅行できるなら簡単なことだ。

で、実際昨日の朝は4時過ぎに起きて、近鉄の始発に乗った。ガラガラの5時台の快速で姫路まで行き、そこからスーパーはくとに乗り継いだ。車両が増結されていたが、それでも指定席は満席で、自由席には座れまいと覚悟していたが、これがどうにか大丈夫だった。努力の甲斐あって、朝9時台には智頭に到着。余裕のある日程で、智頭も用瀬もゆっくり観光できた。

智頭は、予想していたよりもはるかに素晴らしい町並みで、重文の石谷家の庭園も特別公開されているなど、ちょうど良いタイミングだった。
流し雛で知られる用瀬のほうでは、水路に鯉のぼりを泳がせるという行事が行われていて、風情のある美しい風景を見ることができた。しかも当日は東井神社の春祭りということで、神輿が水路に突っ込んだり、獅子舞が各家庭を回っていたりと面白いところを見学できた。

帰りは智頭始発の鈍行で帰って来たからこれもガラガラ。結論から言うと朝の出発から夜帰ってくるまで、全行程で座ることができた。
早起きして出かけて良かった、と心底思った日帰り取材であった。

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