左京区ちょっとだけ紅葉散歩2018年12月02日 20時57分11秒

真如堂の紅葉





今日は京都うらみちあんないの取材を兼ねてということで、昼から三人のメンバーで集合して、少しだけ左京方面の紅葉を見てきました。
真如堂の近くにあるうらみち紅葉スポットというのを見たついでに、まあ混んでるだろうけどついでに真如堂ものぞいて行こうかと寄り道したところ、案に相違してそんなに大混雑というほどでもなく。
考えてみると、今年は紅葉が遅めで、今日はもう12月に入っているわけなので、観光ツアーなどのピークはすでに過ぎているということなのかも知れません。

この分だと、案外「茂庵」(吉田山の山頂にある、超人気のカフェ。うらみちかどうかは怪しいと思いますが)に入れるんじゃないかということで、試しに坂を上がって行ってみたところ、さすがにすぐには入れないものの5組待ち程度。僕としては何年ぶりかに(前回は真冬の平日で、ガラ空きだったけど)ここでティータイムを過ごすことができたのでした。





(茂庵)

夜の和歌山市内を歩く2018年12月09日 16時24分55秒


(和歌山市駅)


(旧・丸正百貨店のフォルテワジマ、二枚目はレストラン街)

(ぶらくり丁)

(和歌山駅前)

南海和歌山市駅のあの立派な駅舎が取り壊されたらしい、と聞いて驚いたのは何か月か前でしたが、久々に和歌山市内の様子でも見に行こうかと思って、昨日の夕方から出かけてきました。
和歌山市駅にたどり着くと、当たり前ながらあの駅舎は影も形もなく。新しく、おしゃれな駅舎が建つということなので期待したいところですが、かつて和歌山の表玄関だったあの駅舎が無くなったのは、やはり寂しい感じでした。南海は乗降客数が激減しているとかで、タカシマヤも撤退してしまい、持て余していたのだろうとは思いますが。

そこから歩いて、かつての(と言ってはいかんのかも知れないが)和歌山市の中心繁華街だった、ぶらくり丁の商店街へ。ほぼ20年前に倒産して閉店した、老舗の丸正百貨店を再利用した「フォルテワジマ」という複合施設にも立ち寄りましたが、店内には百貨店時代を思わせる雰囲気がまだ残っているようでした。営業していた当時にも行ったことがあるのですが、記憶はあまりありません。
ぶらくり丁自体は、なんとか商店街としての形を保とうと苦闘している様子でしたが、昔訪れた時の賑わいはもはやありませんでした。丸正の倒産が与えた打撃からはやはり回復できなかったようで、丸正向かいの入口にあったマクドナルドが無くなっているのが象徴的でした。しかし、ぶらくり丁の灯を消すまいと頑張っている感じは伝わって来て、心に残りました。

最後はJRの和歌山市まで歩きましたが、ここまで来るとようやく人口40万弱の都会、という感じがしました。結局、都心がこちらに一極集中してしまったわけですが、この規模の都市で、三つに分散した中心地を全て維持するのは難しいのだろうと思います。淋しいことですが。

ちなみに、あちこちでイルミネーションが行われていて、クリスマスの雰囲気はかなりありました。こちらはまた別途掲載します。

(在りし日の和歌山市駅、タカシマヤ閉店セールをやっていました)

冬の倉敷2018年12月16日 20時24分46秒

冬の倉敷美観地区








昨日は、クリスマス風景を撮影するのも兼ねて、これも久しぶりに倉敷の市内を歩いてきました。西日本豪雨の時から、今年は倉敷に来ようと思ってたのでした。
天気は晴れのはずだったのが、どうも雲が多い微妙な天気で、しかも体調も微妙にしんどく、京阪・新快速・こだまなどを乗り継いで倉敷駅に着いたときは、やめておいたほうが良かったかなと思いながら待合室で休憩する有様でした。

しかしまあ、ここまで来たのにそのまま帰るわけにもいかず、とりあえず商店街を歩き始めると少し気分が回復してきて、さらに美観地区に着くと間もなく見事に陽も射してきて、途端に体調のことなど全く頭から消え去ってしまいました。結局五時間以上滞在して、歩き回りました。

さすがに美観地区にはあんまりクリスマスの雰囲気はなかったですが、これはまた改めて。なお、今回がRX100(初代)のメインコンデジとしての最後の出動となりました。今後もサブ機として活躍してもらいますが、これもまた改めて。

和歌山市のクリスマス2018年12月21日 21時32分40秒






(市堀川沿い)




(JR和歌山駅前)




(ぶらくり丁・旧丸正)

和歌山市は人口36万人、言わずと知れた和歌山県の県庁所在都市で、関西圏においても京阪神に次ぐ規模の都市の一つです。
この町は、JRの和歌山駅前と南海の和歌山市駅、それに伝統的な中心地である本町エリアの三つに町の中心が分かれているのですが、このうちJR和歌山駅前に年々機能の集中が進んできていて、元々の繁華街である本町エリアの「ぶらくり丁」が驚くぐらいに寂れてきてしまっています。本町を代表する百貨店だった「丸正」の破たんが、大きなダメージを残したようです。

実際にクリスマスの和歌山市内を歩いてみると、本町近くの市堀川沿いにイルミネーションが施されていた(誰も人がいないのがもったいなかった)のと、JR和歌山駅前広場と一帯の商店街にもカラフルなイルミネーションが見られて、意外にも(と言っては失礼かも知れないが)なかなかのクリスマスムードが味わえました。
ただ、最も印象に残ったのは、何とか商店街として生き延びようとしているかのような、かつての繁華街・ぶらくり丁の姿でした。クリスマスムードは、ささやかなものでしたが。

まちなみ街道別館「地方都市のクリスマス」の更新も行いました。昨年の津山と宝塚を新規掲載しています。

倉敷のクリスマス2018年12月23日 09時56分59秒













倉敷市は人口47万、広島・岡山に次ぎ福山市を凌ぐ中国地方第三の都市。と聞くと、若干意外な感じもするのですが、実際は倉敷駅前の倉敷地区以外に玉島や児島などいくつもの市街地が点在するという形の都市なので、倉敷地区の人口は20万人ほどだそうです。そう言われると、まずまず20万人都市くらいの規模に思えます。

一般的には倉敷と言えば、美観地区で知られる観光地ということになるでしょう。さすがに美観地区にはクリスマスの雰囲気はわずかにしか感じられず、駅前の商店街もごくささやかな飾りつけが見られる程度でした。
しかし駅の北側、かつてのチボリ公園跡地である「みらい公園」に、巨大なショッピングモールが出来ていて、その周辺ではなかなか見事なイルミネーションが施されていました。若い人がみんなで写真を撮っていたりして、クリスマスらしいムードを味わうことが出来ました。モール内にはちゃんとロフトもありました。

大忘年会2018/時代は変わった2018年12月24日 09時04分01秒






今年も、この連休初日の土曜日に大学時代のメンバーによる大忘年会を開催。クリスマス連休ということで、さらに開催日の決定が遅かったこともあってうまく店が取れず、友人宅に集まって鍋をやることになった。

6人だし豪勢にやろうということで、肉メインと魚メインの鍋を二つ用意し、さらにクリスマスだからということでケーキも用意した。近所の昔懐かしい感じの洋菓子店で買ったのだが、甘さ抑え目で軽めの感じのクリームが大変美味しかった。
これだけ豪勢にやっても、鍋のコスパは異常に良いので、食べきれないくらいに食べても費用は昨年の半額以下。来年からもこれでいいんじゃないかと、全員満足して終了となりました。

しかし、参加者6人のうち3人はすでに会社(どれも上場企業クラス)を退職済み。今年辞めた後輩(大企業の管理職まで上がっていた)は、昨年の忘年会時点でも「まだ辞めないのか」とみんなに言われてたのだが、結局その数か月後にはもう退職を決断していたらしい。
これから陶芸をメインにした起業にチャレンジするそうだが、過去にも何度か副業的に作品を販売した実績があるので、全く不安そうな気配はなかった。最悪、エンジニアとして再就職する道もつけてあるそうだ。

時代も変わったなあというか、僕らおっさん世代でさえ、もう終身雇用の時代は終わったんだなあと改めて実感してしまった。さらにもう一人、独立を目指して活動してるメンバーがいるのだが、来年の終わりには果たしてどうなってるかな。

グラタンを喰う2018年12月25日 22時57分49秒

焼き上がったグラタン
クリスマスには、グラタンを作って食べることにしている。
作ると言ってもまるっきり一から作るわけではなく、ハウスとかマ・マーのマカロニグラタンの素みたいなやつ(今年はマ・マー)を使うのだが、一応鶏肉とタマネギとほうれん草は切って炒めるので、料理をしたような気分は出る。
バターもチーズも好きなだけ載せられるので、冷凍とかのやつよりはずっとうまいのである。メリー・クリスマス。

RX100M6を投入2018年12月27日 21時31分06秒







2012年7月の購入以来、不動の主力コンデジとして活躍してきた初代ソニーRX100。途中で、3代目となるRX100M3が登場した時は買い替えを検討したし(結局見送ることに)、あまりに出動率が高いのを緩和しようと電動ズーム付きのニコワンJ5を投入したりもした(これは現役で、確かにRX100の出動率は少し下がった)が、結局ほぼ6年半に渡って大きな故障もなく使い続けてきた(ただし、動画撮影時にレンズ部からの騒音が入る)。

ところが、今年になって登場した六代目のRX100M6の評判がものすごく良い。最も大きな違いは、換算24mm-200mmというボディサイズからは想像できない高倍率化が行われた(初代は28-100mm)ことだが、一眼レフを凌ぐと言われるくらいの超高速AFのおかげで、「ほぼ何でも撮れる」という評判。実際の売れ行きも、人気のレフ機やミラーレスに混じってずっと上位をキープしている。
そこでついに、買い替え(というか買い増し)を検討することになった。問題は、十数万円というとんでもない価格だが、ここは清水の舞台から飛び降りたつもりで、出費を決断(車と給湯器を除けば、10万円以上の買い物は2004年のD70レンズキット以来)。

という訳で家電量販を巡り始めたのだが、ちょうどそのタイミングで某ソフトバンク系電子マネーが、一律20%還元という大盤振る舞いで一大センセーションを巻き起こした。
そこでビックカメラに行ってみたところ、なぜだか分からないが、ポイント8%を考慮すればネット最安値と同等の価格でM6が売られていて、店員さんも首を傾げる状況(その5日後には同じ店で2万円値上がりしてた)。
現物は2時間前に売り切れたということで、取り寄せとなるようだったが、そこで購入を決めて、某電子マネーアプリをスマホに突っ込んで、支払いということになった。計28%還元なら、10万円を切る。
……ここで当たったわけです、1/20の確率と言う例のキャッシュバックが。購入代金の大半が、戻ってくることになりました。

さておき、こうして手に入ったRX100M6を少しずつ試してみてるわけだが、初代機からの唯一のスペックダウンである広角側でのレンズの明るさ(F1.8だったのがF2.8に)が気になるのも確かで、ボケ量はともかく夜景撮影時のシャッター速度がかなり違う。高感度ノイズが改善されている分でカバーはできるのだが、やはりF1.8は良いなと改めて思った(初代機もサブで併用することになる)。
望遠側は、100mmF4.9から200mmF4.5なので、こちらは大改善。
AFに関しては、何も考えずにシャッター押せばピント合ってる感じで、これは評判通りさすがだった。
元々初代機からして、今でも通用する高画質だったので、画質はもちろん問題なし。今後は実際に出動させてみて、色々試して見ることになるだろう。

町並み写真館「村田」2018年12月28日 22時14分24秒



まちなみ街道の町並み写真館に「村田」を掲載しました。
平成26年に、宮城県では初の重伝建地区に選定された町並みで、その翌年の7月にさっそく訪問したのでしたが、その時はまだほとんど観光客はおらず、静かな町をのんびり散策することができました。

これで今年の更新もラストとなります。今年は写真更新と小さな町並みを含めると13回の更新で、一応は平均月一回ペースでの更新を行うことができました。
取材のほうは1月の沖縄と、この夏に新潟と徳島に行くことができて、重伝建地区も出羽島に行くことができましたが、改めて振り返って見ると案外今年は取材した場所少ないなという気がしてきました。まだストックはあるので今のペースは維持できますが、来年も頑張って取材に出かけるつもりです。関東方面をもうちょっと強化したいなあ……。