2018年7月豪雨 ― 2018年07月07日 22時38分36秒

先週書いた記事が嫌な予言みたいな雰囲気にもなってしまいましたが、全国でも報じられている通り、大雨による被害が西日本から東海の各地で発生しています。まだ今現在も続いているので、最終的にはどの程度の規模の災害になるかまだ全容は分かりませんが、2011年の紀伊半島豪雨のような、平成に入って最悪のクラスにはなるだろうと思います。
水曜の時点では、台風が去った後三日も四日も大雨が続くという予報がほんまかいなと思ってたくらいだったのですが、悪いほうに的中してしまいました。京都でも、いつまで経っても強大な雨雲が居座ったままで、市内のほとんどが避難準備以上という5年前の水害を超える非常事態になっていましたが、幸い鴨川も桂川もどうにか持ちこたえました。
前回同様日吉ダムの状況をずっと見ていましたが、建造以来初の非常ゲートからの放水という事態にまで至ったものの、絶妙の操作で水量のピークをうまく分散させてくれたようです。
写真は6日夕方に見た賀茂川(高野川と合流前)ですが、山からの冷たい水が大量に流れ込んだせいで一面に川霧が立ち込める、あまり見たことのない状況になっていました。幻想的にも見えますが、現場では押し寄せる水量の恐ろしさもあって、異様にしか見えませんでした。桂川も同じような現象が起きていたようです。
しかし、被災現場の映像ばかり見ていると、いつもながら神経にこたえますね。今回は大洲とか矢掛とか郡上八幡などの馴染みのある地名が次々出てくるのもしんどいです。


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