AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED2016年01月31日 19時12分09秒



一昨年の秋に、APS一眼レフ機を更新(D3300)したのだが、最廉価機とは言え2400万画素ローパスレスというスペックで、写り自体は上級機とほとんど変わりはなく、要するに手持ちのレンズでは性能が引き出しきれないだろうということは分かっていた。
それに、併用する1インチ機の性能も今や相当なものだから、本来のAPSレフ機としての能力を引き出して差をつけるためには(差がないのなら1インチ機のほうが軽くてよい)、やはり最新の明るい大口径レンズがいいなとも思っていた。

そこで当時目を付けたのが、発売されたばかりだった20mm f/1.8というレンズ。本来はフルサイズ用の超広角レンズで、ナノクリ仕様の高級品。十万円近い価格だからさすがに手が出ず、値下がりを待とうと思ったのだが、大人気で品薄になっていて、値段が下がるどころか入手さえ難しい状態が続いた。
それがようやく最近、7万円程度にまで下がってきたのだが、先週ニコンからアナウンスがあって、原材料高騰のために5千円値上げするという。恐らく、円安の影響だろう。こうなると、先行き安くなるかどうかは全く分からない。もう夏のボーナス払いで買ってしまえと決断した。予算はないが、支払いまでに積み立てる。ニコワン用以外のレンズを買ったのは数年ぶりだ。

今日は散歩がてらちょこっと試写してみたが、さすがに見事な写りで、(値段が違いすぎるので比べてはかわいそうだが)愛用しているDX35mmとは、同じ開放1.8でも解像感が全く違う。色ずれがほとんど見られないのもすごい。
次世代の主力レンズとして、活躍が期待できそうだ。