世界が求めるもの2015年11月15日 20時11分18秒



と言うわけで、話題の(特に音楽系メディアチェックしてない僕が、一般メディアで知ったくらいだから「話題の」と言っていいだろう)「世界は愛を求めてる ~野宮真貴、渋谷系を歌う~」を買ってきました。今やちょっとでも趣味的なCDはリアル店舗での入手が困難な時代ですが、さすがに、タワーレコードにはありました。

渋谷系の代表曲だけでなく、源流の一つになったのだろうEPOとかユーミンの曲も入っていますが、予想外に良かったのがトワ・エ・モアの「或る日突然」。この曲、まさに渋谷系全盛の90年代頃に突然ドラマの主題歌になったことがあり、その頃非常に気に入ってキーボードで弾いたりしてたのを思い出したり。
「ぼくらが旅に出る理由」は確実に泣くだろうと思ってましたが、やっぱり泣きます。何も言うことはありません。

当時はこれらの曲を聴きながら、こういう素晴らしいものを創り出したいと思って一生懸命文章を書いてたわけですが、読んでくれる人もごく少なく、ほとんど闇雲に書くばかりでした。
今は幸い、ちゃんとした人たちに感想をたくさんもらえるようになり、今年はようやく賞のほうでも好意的な評をもらえるところまで来ました。
しかし、あの闇雲に書いてた時の訳の分からないエネルギーはやっぱり懐かしいし、あれは超えられない。その記憶と結びついている渋谷系の音楽も、死ぬまで特別なものなのだろうと思います。

昨日はあのような事件がありましたが、世界が求めているものが愛でありますように。

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