非実在仔犬の一年2014年12月24日 22時43分05秒



Nintendo3DSの「Nintendogs+cats」で仔犬を飼い始めてから、もう一年も経った。
世話をしないでいるとすねてクーンとか言い出すので放置も出来ず、結局毎日一日も欠かさず世話を続けることになり、結構大変だった。
非実在だけに歳を取ることもなく、ずっと仔犬のままである。しかし彼の生命が永遠かというとそうとも言えず、最終的にはこのソフトを動かす実機が無くなったり、データを保存しているフラッシュメモリの寿命が来ればお別れになるだろう。

先日、ソニーがAIBOのサポートを終了するというニュースが流れたが、飼い主にとっては十年間飼い続けた紛れもないペットであり、故障したらもう直せないというのはあまりに無念だろう。あのソニーにしては良心的にサポートをしてきたほうだろうし、仕方ないのかもしれないが、やはり気の毒に思う。
ただ、例え機械生命体と言えども、この世界に永遠の生というものはないのだと、それは事実なのかも知れない。SFの世界では繰り返し取り上げられて来たテーマだが、現実がついに追いついてきたのだろうか。