スタートライン、再び2014年11月01日 20時40分02秒



この前まで去りゆく夏を惜しんでいたと思うのに、気づくと随分秋も深くなってきて、もう冬も目の前だ。一年間なんて、本当にあっという間だなと思う。冬は嫌いだが、クリスマスが近づくのは悪くない。ケンタッキーでは早くもクリスマスソングがかかっていた。

三年以上かけて某所で書き続けてきたものもついに完結し、常に気にかかっていた大きな課題がなくなって、さあここからどうしたものかという気分だ。
書いている間はもう一つの世界の中で暮らしているようなものだから、終わってしまうと何か居場所を失ったような気分にもなる。だから結局は、次の居場所を求めてまた新しい物に着手することになるのだけど。

建国2014年11月07日 21時11分59秒





(筋肉少女帯,「踊るダメ人間」,「断罪!断罪!また断罪!」M-2)

巨匠の死2014年11月08日 21時36分18秒



自動車評論界で「巨匠」と呼ばれた、徳大寺有恒氏が亡くなられた。74歳だそうだが、残念でならない。
僕は二十数年前のバブル期に「間違いだらけ」を読んですっかりファンになり、学生時代には古本屋を回って76年の初巻から買い集めたほどにこのシリーズに熱中した。
徳大寺氏の書かれる文章は見事なもので、恐らく僕も一部影響を受けていると思う。何よりも、最初期以来主張が一貫していて、その主張に基づいて各メーカーの車を批評されるから、その主張に賛同するにせよしないにせよ、その車がどういうものなのかが非常にわかりやすい。優れた批評とはそういうものであろう。三十年に及ぶこのシリーズは、そのまま日本自動車史たり得るだろう。

鉄道における宮脇俊三氏などもそうだが、広範な知識・教養を持った人が特定のジャンルについて深く書いたものは、自ずからジャンルを超えた文明批評の色を帯びてくるのだと思う。こういう方は、そうは出てこないだろう。ご冥福をお祈りしたい。

恒例の紅葉20142014年11月16日 16時25分37秒



毎年この時期の恒例になっている、某うらみちあんないサイトの紅葉取材で、昨日は愛車を出動させて亀岡方面を走り回ってきました。
法常寺、積善寺、苗秀寺などを巡りましたが、どこも観光客などほとんどいない(というか苗秀寺以外では一人も見かけなかった)という見事なまでのうらみちぶり。純粋に紅葉を堪能して来ました。せっかく通りがかったので、湯の花温泉の日帰り入浴(今年は渓山閣)にも立ち寄りましたが、これも三年連続。
温泉もやはり空いていて、入浴後にみんなでソファーでのんびりしつつツイッターやらを見ていると、同時刻の京都市内有名紅葉スポットは阿鼻叫喚の混雑ぶりで、「ここは別世界だねえ」と笑ってしまうほどでした。




はならぁと2014@生駒宝山寺参道2014年11月19日 22時40分34秒



奈良県内の各地を舞台に、恒例となった「町家の芸術祭 はならぁと」が開催されている。
今年もどこか一箇所は見に行こうと思っていたのだが、生駒山の宝山寺参道が面白そうだったので、この前の日曜日に出掛けて来た。
生駒のケーブルに乗るのも久しぶりで、参道の雰囲気も古い町並みというほどではないものの風情があり、ここに来ただけでも十分面白かったのだが、すごかったのがメイン会場である「旧たき万旅館」。
増築に増築を重ねたとかで、立体迷路のようになっているその旅館の廃墟感にマッチするように現代アートが展示されている様子は、正直なところまるで肝試し。昼間だからまだいいのだが、ひと気のない旅館跡の中を歩き回るのは(たまたまかも知れないが、人が少なかった)、結構怖かった。

作家さんたちの意図はわからないが、絶対怖がらせようとしてるとしか思えなかったんだけどなあ。ともかく、ものすごく面白かった。






髭まかせ再び/樫原散歩2014年11月24日 20時06分33秒



去年の同じ時期のブログ記事を読み返して、そう言えばYoutubeで配信されていた髭男爵の「髭まかせ(シーズン1)」を一時期やたらと見ていたことを思いだした。
現実逃避モードで、遠くへ行きたい感じで見ていた動画を今見ると懐かしく、やはり面白い。

その後のシーズン2がグダグダに迷走してついに全く見なくなってしまったのだったが、久々に続きを見ると結局旅番組風に戻っていて、なかなか面白い。
以前も書いたが、仲間内で適当に出掛ける感じにやはり近い。

昨日は、いつものメンバーで何の当てもなくとりあえず夕方に桂駅集合というのをやったが、「とりあえず旧山陰街道を歩いてみるか」とぶらぶら歩いているうちに樫原宿にたどり着いて、町家カフェやら町家パスタ(写真)やらを見つけて、お茶と晩飯をはしごすることになった。
どちらも味・雰囲気共に非常に良かったのだが、某うらみちあんないはこうやってネタを発掘しているわけである。

町並み写真館「砥沢」2014年11月25日 19時51分34秒



(富岡製糸場)

まちなみ街道の町並み写真館に「砥沢」を追加しました。写真の撮影時点が古い(2007年)のでもうお蔵入りかなと思ったんですが、ウェブ上に上がっていた最近の写真を確認したところ、幸いにもそれほど状況が変わってないみたいなので、掲載することにしました。

ここの取材を行った後に向かったのがあの富岡製糸場でしたが、今や世界遺産にもなったことなので、縁のあるこの場所(ここで採掘された砥石の流通拠点として発展したのが富岡らしい)も少し注目されても良い気がします。

最新のAPS一眼の威力2014年11月29日 21時10分10秒



ニコンの軽量デジタル一眼初代機であるD40を、2007年の5月に購入して以来、ずっと気に入って使ってきたのだが、さすがに最近はかなりへたりが感じられるようになってしまった。シャッターを切ると、ごくまれにエラーが出てしまうこともある。
性能的には600万画素あれば十分だし、高感度性能もそこそこ悪くないとは言え、最新鋭機に比べるとどうしても見劣りするので、近頃ではRX100とニコワンV1、それにD90ばかり持ち出して、D40の出番は極端に少なくなってしまっていた。

そういうわけでそろそろAPS一眼の新しいのを、と以前からずっと思っていたのだが、今年の一月にニコンプラザで試してみたD3300(上写真。発売直前だった)が好感触で、よしこれをD40の後継にしようと決めたのだった。本体重量400グラムちょっとという小型軽量で、ミラーレス機のような沈胴式になった新キットレンズと合わせると、よりコンパクトさが際立つ。それでいて、シャッターを切ってみても案外ちゃちな感じがしないのが気に入ったのだった。実際、メディアのレビューでもD40の再来的な扱いを受けているのを見かけた。

ところが値段が下がるのをもう少し待つか、まあD40が使えないわけではないから急ぐこともないし、と思っているうちにあっという間に一年が経ってしまった。もうこうなったら来年でもいいか、と思いかけていたのだが、ヨドバシ京都に立ち寄ってこのカメラを見ていたら、まだここから値引きしますよ、キャッシュバックのキャンペーンもやってますよと店員さんが熱心にセールスするものだから、とうとう買うことにした。

まだほんのちょっと試し撮りをしただけだが、さすがに7年半も経っているから、性能は段違い。2009年に買ったD90(造りはこちらがやはり上)に比べてもデジタル的な部分では相当な差がある。
特に高感度性能はものすごく上がっていて、ISO3200でも平気で使えそうな感じだ。この辺りは、ニコワンV1では全く勝負にならない。これからしばらくは色々撮ってみることにしようと思う。