加太線は江ノ電風2014年08月22日 21時31分10秒






いまいち不発だったキャンプの明くる日は、まあ予想はしていたが素晴らしい夏空が広がる快晴。いい加減疲れてはいたが、あんまり悔しいのでやっぱり出掛けることに。
近場で、キャンプでは見られなかった海があり、町並みや神社もあって、などと考えてみると、前々から一度乗ってみようと思っていた南海加太線で加太まで行くのが良さそうだという結論になり、さっそく出発。

加太線は、南海の和歌山市駅を起点とする(南海本線紀ノ川駅で分岐)単線のローカル線で、終点の加太は古い歴史のある港町。淡島神社の門前町でもあるようだ。
車窓からは海の見える区間もあり、どうも何かに似ているなと思ったら、そう言えばちょっとだけ江ノ電に似ているのである。七里ヶ浜ならぬ二里ヶ浜という駅もあり、沿線の磯ノ浦は関西におけるサーフィンのメッカなのだそうである。
僕は関東には憧れを感じないのだが、湘南エリアのあの雰囲気だけは好きなので、思わず嬉しくなってサザンの「忘れられたBIG WAVE」を聴きながら電車に揺られていた。

加太にはなかなかの町並みが残っていて、神社もいくつもあり、町巡りのあとはしばらくビーチで寝っ転がったりと、まさにこれこそ夏の旅。十分満足して帰ってきた。
しかしこの路線、もうちょっとうまく宣伝すれば少し人気が出そうなのにな。