空に憧れて2014年01月23日 21時23分00秒



風立ちぬ、と言ってもあの映画のほうではなくて、大瀧師匠の……といつもならなりそうなんですが、実はやっぱり映画のほうです。ようやく宮崎氏の最終作、「風立ちぬ」を見てきました。

見ないと、見たい、と思っているうちに、去年は後半に色々あってどうしても見に行くことの出来ない気持ちのまま上映が終わってしまい、諦めたつもりだったのが、どっこい京都ではまだ上映が終わってないらしいと言うことに気づいたのが今週の始め。それも明日までの上映ということらしかったので、とうとう今日仕事帰りにシネコンまで出掛けて見てきました。さすがにガラガラでしたが。

感想は不要かと思います。ここをご覧になっている皆さんにはおわかりの通りの作品でした。
恋人が重い病気で、という話は元々ダメで、辛くなってしまうかとも思いましたが、ただひたすら心を打たれるばかりでした。映画を見た、というよりは、一つの体験をしたのだという気持ちです。
「とうとう見られなかった」と思っていて悔いが残っていただけに、ほっとしたような気もします。