地平線を追いかけて2012年10月08日 14時29分24秒


鳥取でのキャンプから帰ってきました。
東は鳥取市から、米子・境港まで、ほぼ鳥取県を横断して島根県までのコースだったわけですが、大好きな鳥取・島根の、いかにも山陰らしい鄙びた風情を満喫することが出来て、楽しい旅でした。

二日間とも天気はもう一つで、時には滝のような雨にも遭遇しましたが、なぜか観光で歩き回っているような時は太陽が顔を出し、美保関でも広瀬でも、町並みの散策中は陽が射す風景を撮影することができました。(「まちなみ街道」参照)

特に印象的だったのが、倉吉から大山に向かう途中、海岸沿いの国道九号線を西へ向かっていた夕暮れのひと時で、分厚い雲の下から顔を出した太陽が、正面の地平線へと沈むのを見ながらひた走っていると、何か胸に込み上げてくる思いがありました。

巨大な夕陽ということで、先日亡くなったばかりの船村のおやっさん(=大滝秀治氏)への追悼の思いも込めて。

(まちなみ街道の町並み写真館「広瀬」の写真を更新しました)