For A = 1 to Lim2012年06月21日 21時18分30秒



最近仕事で久々に、エクセルのVBAをちょぼちょぼと打ってみたりしている。
昔はアクセスなんかで、ちょっとしたアプリケーションぽいものを作ったりしたこともあったのだが、僕が人事異動でいなくなると、後の人が直すことができなくなるので、VBAの使用は控えていた。今回の仕事は一発やりきり型の業務なので、誰も直せなくても構わない。
ほんの十行ほどのプログラムで、作業時間が何十分の一になったりするのだから、VBAというのは便利なものである。

何度も書いているが、この辺の知識は全て中学生の時に黎明期のパソコンで遊んで覚えたもので、学生の趣味として考えれば非常に有意義だったなと思わずにはいられない。
仕事で使っていたアクセスベースのシステムの修正で、見積もりが二百万円(ぼったくりもいいところだ)だったものを、自分で直してみたら三十分くらいで終わったこともあった(自分の業務で使うシステムを自分で直すのだから、手元にある本番データをいくつも好きに使って総合テストができるのだ)。
メインフレーム系のシステム開発プロジェクトのクライアント側代表者だった時は、COBOLは全く読めないものの、コンピュータに関する勘があるおかげで、こちらが実装したい機能をSEチームに伝える時の「翻訳者」としての役割を果たすこともできて、両方の側から随分重宝がられた。

僕らの世代なら、昔BASICをやっていたという人は多いはず。オブジェクト化なんか全然分からなくても、For~NextとIf文、それにCellsプロパティが使えるだけでも、VBAならエクセルの色んな作業が随分簡略化されるから、ぜひ昔のことを思い出して試してみて欲しい、とこれは同世代への呼びかけです。