これなら欲しい、RX1002012年06月10日 11時40分01秒


常時携帯用の高級コンパクトデジカメとして、キヤノンのPowerShotS90をこの二年近く非常に満足して使っている。操作性も画質も優れた、バランスの取れた良いカメラだ。後継のS95やS100が出ても、特に買い換えたいとは思わなかった。

ところが、全くノーマークだったソニーから、S90の進化形とでも言った感じの新機種が登場する。
サイバーショットのRX100というカメラで、サイズやレンズの周りにあるコントロールリングなど、S90系列と非常に近い造りなのだが、センサ-サイズがミラーレス機のニコン1と同じ1インチという大型のもので、しかもレンズの広角側開放値がこのサイズでは驚きのF1.8。
おまけに5センチの近接撮影も可能と言うことで、スペック的にはかなりすごいものがある。サンプルを見る限り、明るいレンズのお陰でフォーサーズ並みには背景をボケさせることもできるようで、ポートレート用にも期待できそうだ。

ずっと購入を検討し続けているミラーレス機とは使い方がかぶらないし、これなら買ってしまっても…とも思うのだが、どうもオリンパスやパナソニックなどの他社からもこの手のカメラが次々と出るという噂もあり、まだ様子見。
特に、ソニーセンサーを使っているリコーから、「1インチセンサーのGR、もしくはGX300」なんてのが出ることも期待できるように思うので、もう少し待ってみよう。

塩漬け「予備機」をお嫁に2012年06月10日 13時10分51秒



引き続いてデジカメの話題。

PowerShotS90のことを書いていてふと思い出したのが、「予備機」の存在。
S90の前に使っていた、ニコンのCoolpixS600というカメラで、S90への買い換えの際に下取りに出そうとしたら、傷が少しあるせいか下取り値が2,000円しか付かず、「予備機として置いておいたら」と店にも勧められたので、そのまま持っていた。

しかし、この二年近く一度も使ったことはなく、ずっと眠らせたまま。
腐ってもニコンで、写りは悪くはないし、画素数は1000万もあるし、手ぶれ補正VRもあるし、当時は起動が世界最速だったというおまけもある。マニュアル撮影系の機能はなく、電源ボタンが若干押しにくいという欠点もあるが、無難に良くできたカメラだと思う。
出張帰りで、カメラがこれだけしかなかった、埼玉の鉄道博物館見学の時も、随分活躍してくれた。(
以前も書いたことのある、BSS機能が大変便利なのだ)

ずっと眠ったままというのは、どうも気の毒だ。
しかし当時2,000円なら、今はほぼ値段はつかないだろう。売っても仕方ない。
もしどなたか、普段からこのブログをご覧になっている方(コメントを下さったことのある方、としましょう)で、このカメラを使ってみたいという方がおられたら、無料でお譲りしようかと思うのですが、いかがでしょうか。
作例は、右下の[Coolpix S600]リンクを押してもらうと、いくつも出てきます。
(万一複数の応募があった場合は、よりこのカメラを活用してくれそうな方、ということで独断と偏見に満ちた厳正な審査を行います)