ラストダンス2011年06月09日 20時13分14秒


谷村有美と同じ頃の想い出として残っているのが、浜田省吾二枚目のバラードベストアルバム、「WASTED TEARS」だ。
当 時、バイトで買ったという新車のR32スカイラインターボ(名車ですね)で学校へ通っていた先輩がいて、その人が時々帰り道に家までその車で送ってくれた のだが、その時車の中でいつもかかっていたのが、このアルバムだった。夕暮れの国道を突っ走る時にかかるBGMとしてはぴったりで、特に一曲目の「LONELY」(イントロが、新車の車内イルミネーションにぴったり似合って見えた)、それに「ラスト・ダンス」が好きだった。

まあ、先輩も本当は女の子を送って行きたかったのかも知れない(実際僕も、その後自分も新車に乗れるようになった時、さっそく後輩の女の子を駅まで送ったりしたものだ。そう、バブル期の青春時代)。
しかし浜省だと、男二人で聞いていても何となくサマになるような気がしたのだった。今でもこのアルバムを聴くと、スカイラインターボで突っ走る夕暮れの国道24号線を思い出すのだ。