完成形のシステム2011年05月30日 19時43分47秒


いずれもニコンのD70→D40→D90とデジタル一眼を乗り換えて来たわけだが、二年前に買ったD90が今でも非常に気に入っていて、その次をという気分に全くならない。比較的コンパクトなサイズながら、中級機としての造りは良いし、高感度を含む画質もほとんど文句ない。何より、ファインダーが入門機に比べてずっと見やすくて気持ちいい。VR16-85とVR55-200、AT-X124やDX35mmF1.8との組み合わせで、不満無く何でも撮れる。実用的に使うデジカメとしては、もはやこれで一種完成形のシステムだろうと思っている。

それでもこの先に進むとなると、例えばマイクロフォーサーズにオールドレンズを付けて…とか、本当にマニアックな世界に踏み込むことになるのだろうか。ニコン用でも、コシナ/カールツァイスのマニュアル専用レンズなんか、なるほど見てるだけで欲しくはなるのだけども。「綺麗に写ればそれでいいというものではない。空気感が問題なのだ」とか言い出すと、いよいよあっちの住民にということになりそうだが。