空中喫茶/虹の上空で2007年10月08日 21時52分54秒

昔、大阪京橋のツイン21ビルに展望室が在った頃は、しばしばそこで本を読んだり、当時の重いノートパソコンを持ち込んで文章を書いたりした。高いところから都会を眺めるのは、どんなに長い時間でも全然飽きない。

最近その代わりに時々行くのが、梅田の阪急ビルにある喫茶室である。二人用の席が窓際にあって、いつもそこに座る。混んでいるので昔のような長居は出来ないが、昔と変わらず必ず聞きたくなるのが、Les5-4-3-2-1の曲、特に「虹の彼方で~au-dela de l’arc-en-ciel 」。空に近づきたくなるような歌詞・メロディーだからなのだろう。当時テクノと歌謡の融合と呼ばれた、渋谷系の一つの完成形と思える曲である。

雨が流したら 逢いにゆけるから 虹の上空で待っていて
ロケット直して ルージュを直して 虹の向こう側で逢えるかな?
(Les5-4-3-2-1,「虹の彼方で」,「モンシェリ・ゴーゴー」M-6)

コメント

_ 最前線! ― 2007年10月12日 21時49分03秒

以前働いていた職場のオフィスからも、ちょうどこんな景色が見えました。
クレーム処理で打ちのめされ、いつ果てるともしれない仕事を抱え、
暗澹たる思いで、このなんでもありな大都会を眺め下ろしていたことを
思い出します。
外から見ればヴィクトリーの象徴のようなビルでしたが・・・

あの時代の精神的束縛から、無事逃れることができて、本当に幸運
だったと感じます。
同じ風景を見ても、感じることはそれぞれなんですね。

_ NZ ― 2007年10月13日 13時19分08秒

どうも、どうも。
無事転身に成功して、ほんとに良かったですなあ。うらやましい。
こちらはもう何年もハードな状況に放り込まれることの繰り返しですわ。
年々責任も重くなるし・・
大阪は、自分が責任を持たなくて良い町だから、純粋に風景だけを眺め
られます。

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