高いところから眺める、山鉾巡行2007年07月17日 20時41分41秒

今年は平日なので、祇園祭の山鉾巡行を見に行くわけには行きませんでしたが、仕事で立ち寄った先からちょうど巡行が見えて、休憩時間中に眺めてました。当然デジカメは持ってなかったので、携帯で撮影。写真は菊水鉾ですが、しかし鉾の高さってすごいですね。ビルの高さと変わりません。あれが市内を一周するわけで、何ともすごいものです。

島に降る雨2007年07月18日 22時38分35秒

激しい嵐の中で聞きたくなる曲のNo.1は、YMOのライブ盤「After Service」に入っている「東風」「Rydeen」である。実に激しく、恰好良く、かつ空間の広がりを感じる曲である。

で、家島の続き。真浦から、島の端にある家島神社を目指して歩き出した我々だったのだが、神社に近い「宮」の集落(島で第二の港町である)を過ぎた辺りで、ちょっと強めの雨が降ってきた。漁協の軒下で雨宿りをしつつ、携帯でネットに接続し、気象レーダーの状況を見ると、すごい雨雲が近づいてきているではないか。あわてて宮港の高速船乗り場に駆け込むと、途端にすさまじい豪雨が落ちてきた。携帯のおかげで助かったわけで、便利な時代ではある。結局ビニール屋根の下で身動き取れないまま、そこで一時間近く船を待つことになり、嵐を全身に感じつつ、強制骨休めとなったのだった。

さて、次の旅行は梅雨の影響の少なそうなところをということで、最北の重伝建&最北の城下町を巡る予定なのだが、予報では金曜からの三日間全て雨である。なんたること。

行ってきます2007年07月19日 21時00分22秒

というわけで、明日から三日間、函館方面に行ってきます。一年ぶりに一人旅、旅行自体も久しぶりです。どうも天気が今ひとつなのですが、まあ何とかなるでしょう。

函館と言えば2007年07月21日 00時19分26秒

さて、今日の函館ですが、やはりというべきか雨には遭わずに済み、夕方には一時晴れ間がのぞいたほどでした。一人旅で雨になんか遭ったことないし。 それにしてもこの町は、現存している洋風(あるいは擬洋風)建築が多く、しかも町なかにいわば日常的に存在しているのが良いですね。

ところで、現地の友人から連絡をもらうことができて、夕食(生きたイカが皿の上で踊る)と函館山の夜景(写真)、それにライトアップされている元町の洋館や赤れんが倉庫、青函連絡船などを一通り案内してもらいました。一人旅で一番寂しいのが夕食なんですが、おかげで楽しく1日目を終えることができました。明日のハードなコースは、1人で向かいます。

坂の町にて2007年07月22日 20時42分03秒

函館から、帰ってきました。非常に見どころの多い町で、事前に回るつもりだった場所はほぼ見てはきましたが、例えば湯の川温泉(町の中にあり、函館駅から市電で行けます)なんかは全く立ち寄りませんでしたから、まだまだ観光できる場所はあるのだろうと思います。

さて、函館の元町と言えば坂の町なわけですが、この上り下りはかなりきついです。写真の大三坂は重伝建地区の一部に当たるのですが、多分僕はこの坂だけでも三往復くらいしたような。(普通の人はそこまでは歩く回らないでしょうが)神戸辺りと違い、海から山までずどんと真っ直ぐな坂が平行に十数坂あって、いわば「斜めに傾いた碁盤の目」みたいな感じ。坂の名前さえ把握すれば行き来は自在で、分かりやすい町でした。しかし、へとへとです。

一昨日の夜景は、現地でPDAで縮小して暫定アップしましたが、パソコンで見るとやっぱりぼけぼけだったので、やり直しました。

星形城郭を巡る2007年07月23日 22時35分21秒

さて、函館と言えば五稜郭で、これは超メジャー。知らない人はいないでしょう。しかし四稜郭となるとどうでしょうか。城マニアの人なら「ああ、あれね」みたいなリアクションになるでしょうが、一般的にはかなりマイナーでしょう。名前の通り、四つのとんがった角を持つ城郭ですが、五稜郭に比べるとはるかに小さいです。

では、「戸切地陣屋」ならどうでしょう。これは函館ではなく、隣の北斗市にあるのですが、函館在住の人でも知らないほどマイナーです。四稜郭と五稜郭の中間的な形の城郭で、大きさも五稜郭よりは小さいものの四稜郭の倍はあり、長野県の龍岡城五稜郭(こちらもマニアックです)と同じくらい。かなり広々してました。

と言うわけで、江差へ向かう途中に三つまとめて回ってきたのでした。写真は戸切地陣屋ですが、看板撮さないと形わからないですね。あとは前記の龍岡城に行けば、日本の星形城郭を多分全部制覇できます。四つだけだけどね。

咲いてました2007年07月25日 21時25分31秒

旅行から帰ってきたら、ベランダで花が咲いてました。もともとモスバーガーで記念品をもらったら、それが花の栽培キットで、捨てるにも忍びないので仕方なく種を撒いて毎日水を遣ってた(元々植物にはあんまり興味がない)んですが、二ヶ月以上かかってやっと咲いたようでした。まあ咲いたら咲いたで、ちょっと嬉しいんですが。ペチュニアと言うそうです。

市内電車2007年07月27日 23時14分37秒

路面電車の走っている町が好きで、それだけで町の風格が2ランクくらいアップしたような気がするほどである。実際、かつては大都市のほとんどに市電が走っていて、路面電車は都会の象徴だったのである。分かり易くて運転本数も多く、非常に便利な乗り物で、バスよりもずっと良い。出かけた先に路面電車があれば、必ず乗ることになる。

この路面電車、日本では今や約20の町で走っているだけなのだそうだ(案外多いか)。で、今まで乗ったことのある路面電車を思い出してみると、どうも札幌と東京以外は全部乗っているようである。札幌はいずれ行くつもりだから、東京に行く用事があればついでに乗って来ようと思う。
(写真は、函館市電)

投票日2007年07月28日 22時28分31秒

明日は参議院議員通常選挙の投票日ですね。みなさん投票に行きましょう。

ということで、多分京都オリジナルじゃないかと思うのだが、最近市内のあちこちで見かける投票啓発ポスター、これがなかなか良い。この手の啓発ポスターにしては珍しく、非常にシックで洒落たデザインなのである。モデルの女性の眼差しも印象的(というか、要するにとても綺麗な人ですね)。これは投票に行かないと、という気持ちになります。ちなみに僕は、一度投票日に熱で倒れたとき以外は、ちゃんと行っております。

最北の小京都2007年07月30日 20時57分58秒

旅行の続き。さて、前述のように星形城郭を巡った後、本来の目的である江差・松前に向かう。函館周辺の町を巡ろうと言うわけだが、そこは北海道だからそれだけで200キロ以上走らなければならない。以前に同じコースを回った人からは「かなり遠いから覚悟がいる」と聞いてたのだが、知らない土地を走るのは楽しいし、江差から松前、函館までは海沿いで気持ちよく、全然苦にならずに終わった。

江差は重文の民家を中心に町並み景観整備が完璧に仕上がっていて(いにしえ街道)、逆にほとんど再建かと思わされたほどだったが、実は大正から昭和初期の建物も多く、普通に楽しめた。意外だったのが最北の城下町にして小京都・松前で、「何も残ってない」とあちこちでさんざん聞いていたのだが、ここの寺町(写真)はかなり風情があった。雨に降られたのが、むしろ良かったのかも知れない。再現町並みテーマパークの「松前藩屋敷」は、噂通り僕以外には一人も客はいませんでした。