最北の小京都2007年07月30日 20時57分58秒

旅行の続き。さて、前述のように星形城郭を巡った後、本来の目的である江差・松前に向かう。函館周辺の町を巡ろうと言うわけだが、そこは北海道だからそれだけで200キロ以上走らなければならない。以前に同じコースを回った人からは「かなり遠いから覚悟がいる」と聞いてたのだが、知らない土地を走るのは楽しいし、江差から松前、函館までは海沿いで気持ちよく、全然苦にならずに終わった。

江差は重文の民家を中心に町並み景観整備が完璧に仕上がっていて(いにしえ街道)、逆にほとんど再建かと思わされたほどだったが、実は大正から昭和初期の建物も多く、普通に楽しめた。意外だったのが最北の城下町にして小京都・松前で、「何も残ってない」とあちこちでさんざん聞いていたのだが、ここの寺町(写真)はかなり風情があった。雨に降られたのが、むしろ良かったのかも知れない。再現町並みテーマパークの「松前藩屋敷」は、噂通り僕以外には一人も客はいませんでした。