晴れ間/祈り2006年07月09日 20時29分05秒

失意の底へと沈み続け、先への展望もなく、それを所与のこととしてほとんど自覚もできずにいたのだが、梅雨の晴れ間にふと、自分がひどい状態にあることに気付き、たまらなく悲しくなるのであった。これは何に対する罰なのであろうか、と。

「今にも消え入りそうな自分の影を見て/ぼくは涙がとめどもなくこぼれた(つげ義春「別離」から)」
(宇治駅、GRD)

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