不人気、それがいい2005年12月11日 10時11分49秒

 おいしい食べ物屋選びのコツは、空いている店に入らないことだとか言うが、しかし僕は空いている飲食店が好きなのである。町なかの便利な場所にあり、特に雰囲気が悪いわけでもなく、しかしいつ行ってもすぐに座れる。こういうお店を、何件か確保してある。まあ、初デートなんかで使うには不向きなのだろうが、仲良くなってからならいいですよね。(と、相手に聞いてみよう)

 先日近所に、某有名人気ラーメン店の支店が、突然にできた。チェーン店ではなかったはずなので驚いたのだが、もっと驚いたのががら空きであること。数週間たった今でも、店員が呼び込みまでして客集めに必死だ。本店は、いわゆる「行列のできる店」の代表格なのだが、こんなマイナーな商店街に支店を出しても、誰も気付かないらしい。このまま行くと、僕の拠点リストに加わりそうなので、期待している。ただ、つぶれなきゃいいのだけどね。

(写真は、本文とは関係ありません。高槻駅前にて、GRD)

夢で、逢えたら2005年12月11日 19時32分33秒

 唐突だが、一度でいいから竜巻というものが見たいものだと、そう願っている。竜巻のことを考えただけで足がすくむほど怖く、「ツイスター」を見た後は精神バランスを崩したほどなのだが、それでも見たいのだ。
 それほど憧れている相手なわけだから、夢にも見る。年に数回は、出てくるのではないか。あんまり頻繁に見るものだから、段々おかしなことになってきている。例えば、こんな夢。

 愛する女性が、エレベーターの中で倒れているのを発見する。自慢じゃないが、好きな人が困っていれば命も投げ出しかねない僕だから、(他の人なら迷わず見捨てる)あわてて駆け寄り、救急車を呼ぶ。やってきたのはタクシーを白く塗ったような不思議な救急車だが、とやかく言っている時間はない。彼女を乗せる。

 しかし、彼女の病気は大したことがなかったらしく、病院に行く途中で意識を取り戻す。にっこりとお礼を言われて、「ああ良かった」と幸せに浸る僕が車窓を見ると、何とそこに巨大な竜巻が見える。最近のパターンだと、「いつも夢でしか見られなかった竜巻が、ついに目の前に!」と驚くわけなのだが、今度の夢はさらにその先がある。「竜巻が見えると言うことは、これは夢なのではないか。大体、僕は彼女にあまり良く思われていないはず、こんなシチュエーションはあり得ないはずだ」
 途端に、僕は夢から覚める。