百年の孤独、15P/day2005年12月01日 21時13分13秒

もう三週間も前に買った「百年の孤独」なのだが、実にゆっくりゆっくりと、毎日少しずつ読み続けている。平均してみると、ほぼ一日に15ページのペースで読んでいるようだ。こういう読み方が似合っているような小説にも思える。なにせブエンディア家6代に渡る、長い時の物語なのだから。
もうさすがに終わりも近いが、登場人物で一番愉快だったのが、「小町娘のレメディオス」である。その最後も含めて、この人物造形はなかなかすごいと思いました、まったく。
(奈良県桜井市にて、GRD)

コメント

_ 中村圭太郎 ― 2005年12月02日 23時51分15秒

 たしかに、レメディオスは作中でも最も光ってる人物ですよね。蝶がひらひらする女の子は池澤夏樹さんの「マシアス・ギリの失脚」にも出てきました。どこかにご本人も書いてたように思うけど、オマージュですね。しかし「小町娘」という訳は、すごいなあ。そんなスペイン語、あるのかな。
 と思って、”Remedios"で検索してみたら、”Remedios Varo"というラテンアメリカの女性画家が出てきました。(http://www.leninimports.com/remedios_varo_gallery.html#varogall
 神秘的で、不思議な画風。どこかで見たことあるような、と思ったら、なんと・・・。
 なるほどね、と納得してしまいました。

_ NZ ― 2005年12月03日 00時47分35秒

そりゃー見たことあるはずですよね。表紙に使われてるんだから、この人
の絵。(あっ、と思って今、「百年の孤独」の奥付見て確認しました)
こう言うときに、使うべき言葉。 
「繋がっている。」 (from 「ダンス・ダンス・ダンス」)

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック