百年の孤独2005年10月27日 21時57分45秒

タイトルを読んでお酒の話と思われた方、すみません。その名前の由来となった小説のほうです。
さて、のっけからなんですが、ガルシア=マルケスのこの名高い小説を、僕はまだ読んでいません。かつて色々あって、(あったんです、色々)小説を集中して読んだ時期があったのですが、この時に断念して、それっきりになっています。
「紀行文」をもし読んでいただいた方はご存じかと思いますが、僕は「完結した世界を持つ小さな町、あるいは国」というのが昔から好きなのです。関連する小説として、「吉里吉里人」(井上ひさし)「同時代ゲーム」(大江健三郎)という二つの長い小説を続けて読み、自分で書いてみたりもしました。さあ次は「百年の孤独」だぞと本屋でぱらぱらと読みかけてみたのはいいのですが、ちょっとしんどそうだし、それに高い。で終わってしまい、そのままになっています。情けないですが。

なぜこんな話題になったかというと、その頃読んでいた本を、最近読み返してみたりしてるのです。今は「吉里吉里人」を読んでいます。十年ぶり。非常に面白いです。
(GRdigitalにて、御池大橋)