町並み写真館「宇多津」2018年10月28日 15時12分05秒

香川県宇多津町の町並み

まちなみ街道の町並み写真館に香川県の「宇多津」を掲載しました。
四国の町並みを掲載するのは少々久しぶりなのですが、この夏に徳島へ取材に出かけたおかげで若干のストックができたので、ようやく掲載することができました。
今回は完成後、載せようと思っていた写真の建物が取り壊されてしまっていることが判明し、慌てて写真の選び直しをしたため(構成上、写真の順番なども変えなければならない)更新に少し手間取ってしまいました。

それにしても、「宇多津」と「多度津」の二つの町は場所も性質も近く、どうもごっちゃになってしまいます。この取材時はその二箇所を連続で取材したこともあって、記憶の中にある風景がどちらの町だったか、思い出すのに苦労しました。


(この中央の建物が取り壊されてしまいました。良い景観だったのですが)

秋の連休は、湖東のローカル私鉄で2018年10月08日 14時05分34秒








この連休もやはり天気は10%どころではない雨予報で、はいはい台風台風と、出かける気分には全くならず、3日間部屋にこもって過ごすことに。

するつもりでしたが、台風がうまいこと北にそれた上に、なぜか前線まで一緒に連れて行ってくれたせいで、予報が当日になって急に晴れに変わりました。
そうは言っても急に旅行というわけにも行かないわけですが、地図を見てるうちに、まだ乗ったことのない近江鉄道の多賀線に乗って多賀大社門前町を歩く、という案を以前から検討してたことを思い出しました。ちょうど今月から、JR西日本でもPitapaのポストペイが使えるようになり、彦根はそのエリアに入っているので、電車代もかからない(わけではない)。

そういう訳で急きょ、昨日はJRと近江鉄道で多賀大社門前町に行ってきました。予想してたよりもずっと規模の大きい、雰囲気のある門前町でした。先日導入したDX10-20mmをまた持って行きましたが、換算15ミリの画角はさすがに広く、町並み撮影には便利。癖のある画になるので使いすぎには注意ですが。

初めての多賀線でしたが、分岐駅の高宮駅は扇形に広がったホームなどが非常に味わい深くて面白い駅で、乗り換えを待つ間構内をうろうろして見て回ってました(構内の線路が雑草だらけというのもすごい)。帰りはそのまま近江八幡まで近江鉄道で戻りましたが、京都から近い割に満載のローカル私鉄感が味わえる近江鉄道は何度乗っても良いです。

ちなみに、二年前の同じ十月初めにも、彦根の町並みを歩いたあと全く同じコースを近江鉄道に乗って帰って来てました(同じ「赤電」にも乗ってた)。とりあえずこの路線に乗れば、連休をそれなりに出掛けて過ごした気分になる、ということのようで。

今年の夏20182018年09月09日 21時28分08秒

明石海峡大橋の頂上
(明石海峡大橋ブリッジワールド)


(近江舞子)


(新潟・出雲崎)


(園部・るり渓グランピング)


(天保山豪華客船)


(徳島・出羽島)


(吉野口・古瀬)

夏が去っていく余韻を感じつつ、今年の夏の振り返りをなどと思っていましたが、台風21号に北海道の地震に、今週も災害が連続するうちに夏の雰囲気などあっという間に吹っ飛んでしまい、空気はすっかり秋です(去年の9月10日も同じようなことを書いていて、近年の傾向なのかも知れません)。

しかし、それでも改めて振り返ると、7月初めの明石海峡大橋ツアー(この時が一番暑かった)から始まって、かなり夏らしいことのできた夏だったなと思います。いつもとちょっと違うことをしたという点では、やはり明石海峡とグランピングが今年を代表する、記憶に残るイベントになりそうです。また、来年。

8/312018年08月31日 21時25分19秒

8月最後の市営プール



8月最後の今日は、仕事は休み。
奈良方面で、田んぼの間の道を歩いたり、市営のプールで泳いだりしてのんびり過ごしました。
予報では荒れ模様の天気みたいだったのですが、風は結構強かったりしたものの結局朝からずっと良い天気で、8月の締めくくりとして良い日でした。
一応今年は9/2まで夏休みのはずなので、そこまでは夏ということにしておきますが、土日は微妙な天気のようです。まあ、また予報外れるかも知れんけど。

南海の楽園@徳島県2018年08月27日 19時11分55秒

徳島県牟岐町の出羽島(重伝建地区)











今年の夏はお盆前後の時期を避けて、夏の初めと終わりに主要イベントの予定を入れていたわけですが、これがなかなかうまく行って、台風20号が去った後は見事に夏の青空が戻ってくることになりました。

というわけでこの土日はこの夏のメイン旅行企画となる、いつものメンバーでの徳島旅行でしたが、二日間とも雨どころかくもり空にさえほとんどならず、完璧な晴天が続く中、車を走らせることになりました。徳島南部は高速道路がほとんどないため、結構な長時間ドライブです。
淡路島を通過してまずは旧那賀川町で阿波公方関連の史跡を見たり、鞆浦の町並みを歩いたりしてから、宍喰の温泉があるホテルで一泊しました。

今回最大の目的地は、昨年重伝建地区に選定された出羽島の町並み。翌朝に宍喰から牟岐へ向かい、昼前の船に乗って島へ渡りました。ごく小さな島なのですが、町並みももちろん良かったけれど(こちらはいずれ町並み写真館に掲載します)、感動したのが予想外な海の綺麗さで、マリンブルーの水面がまるっきり南の島。
植生も亜熱帯性らしく、ハイビスカスがあちこちに咲いていたりするものだから、ほとんど沖縄にでも来てるかのような気分でした。現地滞在は船の関係で四時間でしたが、暇を持て余すかと思いきや、南端の灯台の辺りまで往復したりしていたら、あっという間。夏の終盤近くに、いかにも夏の休日らしい時間を過ごすことができました。

山陰本線の活躍2018年08月18日 10時03分54秒

山陰本線の車窓

先日の西日本豪雨の影響で未だに大規模不通区間が残る山陽本線の代わりに、貨物列車を山陰本線経由で走らせるための訓練運転が始まっているらしく、動画がいくつも上がっている。
昔から山陽本線のバックアップ路線として想定されていたとはいえ、実際にこうして活躍することになったのは素晴らしいことで、関係者のみなさんには頑張って欲しいところですが、それにしてもこれらの動画を見ていると、夏の空気にあまりにもぴったりで、やはり山陰本線いいなあと思ってしまう。

前回まともに乗ったのは三年前の12月、鳥取・松江間だったが、そろそろまた乗りに行きたい気がする。江津本町とか、温泉津とかに立ち寄ってみたい。三江線についに乗れなかったのは残念だが…。

るり渓を散策する2018年08月11日 23時07分34秒







せっかくるり渓の近くまで来たんだからということで、グランピングの後、少し渓流沿いを歩いてみた(実は全員来たことがなかった)。
通天湖のダムの下辺りから下流へと歩き始めたのだが、どうも流れに迫力もないし水もあんまり綺麗でないしで(ダムのすぐ下流だから無理もない)、やはり観光地として今一つ寂れてしまったのも無理はないな、という感じ。歩いている人もごくまばら。
ところが、しばらく歩いて「仙会巌」「玉走盤」などと命名された「るり渓12勝」という景勝を順番に見ていくうちに、山奥の渓流という雰囲気がたちまち盛り上がって来て、ついには鷺まで現れた。サービス満点で、これはみな喜んだ。

結局、12勝の半分、「双龍淵」というところまで片道1キロ程度歩いたところで引き返したが、手軽に散策出来て思いの外楽しかった。紅葉シーズンならさらに良かろうと思うが、さすがに混むのだろうな。

初のグランピング2018年08月06日 20時09分12秒









夏のキャンプ企画というのが、仲間内では準恒例行事となっていて、平均すると2年に1回くらいはでかけているように思う。
いつものこのキャンプは、単にテントを立てて、食事を作って食べるだけというシンプルなもので、キャンプ場も炊事場くらいしか設備がないようなところしか行かず、ともかくお金のかからない遊びという感覚なのだが、近ごろその我々のキャンプとは正反対の「グランピング」というのが流行している。

「グランピング」というのは、要するにキャンプの贅沢版で、テントあるいはキャビンと各種装備品が全て用意された状態の場所に出かけて行って、豪華食材による食事の提供を受けるというものである。巨大なテントの中にはベッドまであり、手ぶらで出かけて行ってアウトドア気分を快適に味わえるというので大人気なのだが、こんなものはキャンプでもアウトドアでもないのではないか。

と思いつつ、何だか楽しそうということで、仲間内でも一度はやってみようとかいう話になった。テント泊が嫌で、ここ十年ほどキャンプに参加していないメンバーも、これなら乗り気だという。
しかし、調べてみると全然予約が取れない。夏場の土日など、まずもって絶望的だったのだが、今回しつこく毎日スマホでキャンセル待ちをチェックし続けたところ、この週末に奇跡的に予約を割り込ませることに成功した。テントは取れず、今回は「ルミエールキャビン」という小型のバンガローのようなところに泊まることになった。

そういう訳で、京都市内からも近い園部のるり渓温泉にある人気スポットの「GRAX」に行って来たのですが、実をいうと大変楽しかった。
写真の通り、こんな近場(高速に乗る必要さえない距離)とは思えないくらいリゾート的な非日常感満喫で、高性能バーベキューグリルみたいなので自分たちで作る夕食も豪華、700円追加でプールまである温泉に入り放題、キャビンは最低限の広さながら当然テントよりもずっと快適(エアコンもついてるが、夜は冷房不要の涼しさ)、と、これならむしろ安い(ちょっとしたシティホテルに一泊するくらいの値段でした)というのが全員の意見でした。

リピーター続出で予約困難になるのもまあ当然、またいつか何とか予約を取って再度行こうということになりました。

明石海峡の空から2018年07月16日 20時50分04秒





海の日の今日、いつもの旅行メンバーで「明石海峡大橋ブリッジワールド」というのに参加してきました(昨日は近江舞子、今日は神戸の舞子)。明石海峡大橋の内部を見学したり、世界一の高さだという主塔の上に上がったりできるという体験ツアーで、かなり以前から行こうという話はあったのですが、ようやく今日の朝からの枠で予約が取れたのでした(かなりの人気があるようです)。

まずは橋についての集団レクチャーを受け、ヘルメットとベストを着用してからツアーに出発。カメラやスマホは、全てストラップで首から下げないと持ち込ませてもらえません。
まずは管理用の階段を下りて通路を歩くのですが、足元は全て網状のグレーチングで常に数十メートル下の海面が見えている状態。最初の階段に一歩踏み出した時点で、うおっとなってしまいますが、高所恐怖症の人はもうここでギブアップだそうです。

1キロほどスケスケ床通路を歩いて、主塔のエレベーターへ。約298メートルの高さまで上がり、主塔の上から神戸側と淡路島側の眺望を楽しみます。あべのハルカスとほぼ同じ高さですが、ガラスも何にもない生の風景なのですごい迫力、ほとんど真下を見下ろすことができます。しかし、高いところだから涼しいかと思いきや、日影がほとんどないのですごい暑さでした。

約2時間半のツアーでしたが、とにかく普段はまず体験できないような場所ばかりで、非常に面白かったです。高いところがダメな人以外におすすめです。


(この上を歩きます)

(高所恐怖の人は、この階段の時点で無理だそうです。足元はスケスケで海が見えます)

(一見普通の通路ですが、足元には60メートル下の海が見えてます)


(主塔の上。高さ298メートルから真下を見下ろせます)

(狭い通路も。足元にはやはり数十メートル下の海)

猛暑から少し逃れて2018年07月15日 17時39分32秒





地震、豪雨の後には今度は京都の最高気温38.7度という猛暑がやってきた。
せっかくの夏空だしどこかに出かけたいが、さすがにこの気温の中を歩き回っては体調に異変を来しかねず、ハイなままばったり倒れてそれっきりというのも困る。
予想気温を見ると、滋賀の湖西方面はまだましのようだったので、ふらっと湖西線に乗って近江舞子のビーチに行ってきた。

実際、湖西は気温もだいぶ低く(30度ちょっとだった)、ビーチに佇んでいると湖水がいかにも涼しげだ。本当は木陰でゆっくりしたかったのだが、数少ない日陰は本格的に湖水浴に来ている人たちがみんな押さえていたので(当然だ)、足だけ水に浸かって足湯ならぬ足湖水浴ということで涼みながらしばらく時間を過ごした。

しかし、景色は本物の海と遜色ないくらいに綺麗だし(先日からの雨で増水気味なので水もきれい)、淡水だから潮風も吹かず水に浸かってもべとべとしたりもしないしと、単に涼むだけなら海よりもこちらのほうが上じゃないかと思えてきた。
学生時代以来まともに湖水浴などしていないが、奥琵琶湖にでも泊まってのんびり泳ぐというのも悪くないかもしれない。