再会のリニア・鉄道館2020年10月04日 20時26分01秒




(蒸気動車・ホジ6005)

(主役のはずのリニア)

(100系と0系)


(旧型客車、スハ43)

(流電、52系)

明治村の翌日は、予報が雨だったこともあって特に予定もなかったのですが、この際だからと思ってあおなみ線の終点である金城ふ頭まで行って、「リニア・鉄道館」を見ることにしました。
館内では関係ないものの、予報が外れて天気は晴れ、しかし前日とは違って気温は涼し目で、秋晴れという感じの一日になりました。

ここで再会できたのが、かつて明治村で展示されていた「蒸気動車」。客車の先頭に蒸気機関を載せて、機関車なしで単独で走れるという、ディーゼルカーの先祖のような車両ですが、この無茶な仕組みが昔から大好き。関西本線で走っていたというのも、親しみが持てます。国内で唯一保存されている、貴重な車両です。

というわけで、リニアそっちのけで古い車両ばかり見ていたわけですが、京阪神新快速の先祖とも言える流電など、良い車両が色々あって、ここは非常に楽しかったです。
大宮や京都の鉄道博物館よりはかなり小さい感じですが、その分そんなに必死で回らなくてもよいので、あんまり疲れないのが良いです。ご飯を食べるところがもうちょっとあれば、とは思いましたが。

町並み写真館「四間道」2020年10月11日 20時02分45秒



まちなみ街道の町並み写真館に、名古屋の「四間道」を掲載しました。
5/31の「用瀬」以来、非常に久々の更新となります。今年はサイト開設以来最低の取材ペースで、ストックがほとんど増えなかったわけですが、先月取材したばかりの場所をいきなり使うことにしました。




リニア・鉄道館の後、車窓から海を眺めたりしながら名古屋駅まで戻ったのですが、そこからの予定がなく、せっかく天気もまずまずなので、まだ行ったことがなかった四間道の町並みへと向かったのでした。
何せ、名古屋駅から数百メートルという近さ。町並みのすぐそばには、非常に味わいのある古びたアーケード商店街(地元では有名だそうです)などもあったのですが、帰り道のそこを通り抜けるともう名駅の超高層ビル群が見えてきました。

今回の旅行は、とりあえず明治村に行って、名古屋で一泊して帰る、リハビリ遠出程度のつもりだったのですが、一箇所だけながらこうして町並みの取材もできて、なかなか有意義なものになりました。

まだ、本格的な遠出の再始動には至っていませんが、可能なら年内にもう一か所くらいは出かけたいなと思います。
例年なら、クリスマスの街を見に行くパターンなのですが、イルミネーションが実施されるかどうか……。

GRもどき散歩2020年10月25日 20時47分45秒







そろそろ買ってから2年が近づいてきたRX100M6、性能的には今でも完璧で、ものすごく便利なデジカメである(今年は極端に出番が少なかったけど)。
ただ、撮りたいものがはっきりしている場合はいいのだが、なんとなく散歩しながら撮る場合は、撮影していても散漫な気分になってしまう。24-200mm相当だから、ズームして適当に撮れば何とかなってしまう。

対極的なのが28㎜単焦点と割り切ったリコーGRで、ここでも何度も書いている通り、GRデジタルの初代機を使っていたことがある。今でもどうにか動くのだが、さすがに本格的に持ち出して使うのはためらいがある。
ならば、最新のAPS版GRⅢを買えばいいのだが、もちろん欲しいけど買う余裕はちょっとない。
そこで、おなじみニコワンJ5に、出番のごく少ない27mm相当f2.8の単焦点パンケーキレンズを付けて、あえてズームレンズなしで持ち出して見た。

すると、初代GRを使っていた時のような感覚がよみがえってきた。色々足を使って、考えて撮るのが楽しかったものだ。沈胴しないから起動も一瞬で、元々ニコワンはレスポンスも優れているから、これと思った時にすぐ撮れる。
レンズ交換式だと、こういう使い方もあるのだ。