オシアナス・ブルー ― 2020年09月09日 20時55分05秒

何年使ったかもはや覚えていないくらい長期間使っていた腕時計(シチズン・アテッサエコドライブ。ソーラー電波の初期の物)が、夏の終わりと同時に息絶えた。
1年前くらいから調子がおかしく、あり得ない角度に針が動いて架空の時空を示したりしていたのだが、メンテナンスモードなどで調整して何とかもたせてきたのだった。
次の買い替えは、前から興味のあったカシオのオシアナスにしようと思っていて、シンプルな最廉価モデル(シリーズで唯一、チタンを使ってない)を検討していたのだが、今このご時世で数万円もする時計を買うべきかどうか迷った。今時、ソーラー電波タイプでも1万円台くらいのもある。
しかし、前の時計がまともな品だったおかげであんなに長期間使えたこと、それに旅行にも何も行っておらず、コロナ以降ほとんどお金を使っていない(車検代くらい)ということもあって、まあいいやということにした。多少は国内メーカーへの応援にもなるだろう(山形県で製造しているそうだ)。
オシアナスと言えば、オシアナス・ブルーという金属的な青色で知られるが、廉価版でもちゃんと色は出ている。ついつい光に当てて、眺めてしまう。気に入ってるので、ヨシとします。
近畿圏脱出 ― 2020年09月19日 19時15分59秒






四連休の初日である今日、1月初めの沖縄以来、ついに近畿圏から出た。と言っても隣の大都会、みたいな名古屋だが、考えてみれば名古屋市内で泊まった記憶がなく、今回は日帰りでなく一泊にしてみた。
せっかくありがたいGOTOが使えるので、いつもなら安いビジネスホテルにするところを(日帰り可能な名古屋で高い所に泊まろうとはまあ思わない)、ランクアップしてちょっと高級寄りのシティホテルに。
渡されたカードキーには21階の部屋番号があった。大ターミナルである金山駅直結のホテルなので、名古屋中心部の夜景が一望できる。部屋も広め。なかなか、無駄に贅沢で良い。
さすがに晩御飯まではぜいたくできず、金山駅の中にあったラーメン屋さん(一応、東海ローカルらしい)で済ませた。歓楽街とお洒落スポットが混在する、あんまり旅行客向けの感じではない街で、大阪で言えば天王寺みたいな感じに思えた。いかにも名古屋名物、みたいな店は見当たらなかった。
今日はたまたまにゃんこの命日でもあるので、在りし日のかわいい写真でも眺めたりしつつ、あとは部屋でゆっくり過ごします。
この数年、「あの日はまだまだ夏の感じだったのに、今年はもうすっかり夏が終わってしまっている」とか書いていたのですが、今日に限っては夏らしいと言って良い気候でした。セミの声もたくさん聞きました。
旧帝国ホテルロビー ― 2020年09月22日 09時36分01秒





今回の旅行の目的地は久々の明治村、中でも特に旧帝国ホテルのロビーを見たかったのですが、四連休と言えどもやはり人は少なめのようで、中の喫茶コーナーでのんびりと過ごすことができました。こんな見事な空間は、他にはまず存在しないでしょう。
言うまでもなく、フランク・ロイド・ライトの設計による名建築、元々はもちろん都内にあったわけですが、反対運動も空しく取り壊されてしまい、しかし幸いなことに玄関部分だけがこの明治村に移転保存(十数年かかったそうです)されたのでした。
ライト式の特徴がもっともはっきりと出ているのがこの玄関部分だったようで、ここが残ったのは不幸中の幸いでしたが、ホテルとして使われている時に泊まってみたかったとは思います。
明治村を全て ― 2020年09月27日 17時15分27秒

(聖ヨハネ教会堂。かつては河原町五条に建っていたとか)

(名古屋市電と札幌電話交換局)

(隅田川新大橋)

(金沢監獄)

(東山梨郡役所)

(聖ザビエル天主堂。こちらは河原町三条)


(シアトル移民住宅)
明治村でのメインは旧帝国ホテルでしたが、せっかく久々の来訪だったので、今回は1丁目から5丁目までの70くらいある展示を、建物以外の橋なども含めて全部見ることにしました。
現地滞在約5時間、中に入れる建物は内部も見学し、さすがに疲れましたが非常に満足しました。立派な大きな建物ももちろん良かったのですが、シアトル移民住宅などの生活感のある小さな建物が、今回は印象に残りました。
京都市電とかSLなどの乗り物系は、今回は時間が無くて乗車を見送りましたが、その代わりに翌日には別の場所で鉄道関連を見学することになりました。
かつて明治村で展示された車両とも、再会できました。
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