僕らのStardust2019年11月17日 20時25分40秒



小沢健二のニューアルバム、「So kakkoii 宇宙」が先日発売された。
ニューアルバム、というと簡単だが、ボーカル入りのアルバムとしては2002年の「Eclectic」から17年ぶり、しかし音楽の方向的には1996年の「球体の奏でる音楽」を飛び越して、1994年の大ヒットアルバム「LIFE」以来の作品と言われている。

そういうことをやると、「当時よりもパワーダウンしてるけど、とにかく僕らの世代には懐かしいし嬉しい」という感じになるものだが、このアルバムは全く違う。
見事な傑作で、「LIFEを超えた」という評が出るのも、もっともなレベルである。

先行の「彗星」がすでに素晴らしく、しかしまあこの曲を含めた既発曲プラスアルファのアルバムなのだろう、と思っていたら全くの新曲である「高い塔(とstardust)」が素晴らしい名曲で、これはオザケンの最高傑作と言ってもいいと思う。「彗星」と同じく、25年の年月がその歌詞に刻まれている。あまりに嬉しかったから、すでに三十回くらいループして聞いた。

ただ、一番好きな曲はやはり「ぼくらが旅に出る理由」で、これは変わりありません。特別な曲なので。

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