埼玉に行くのなら2018年06月03日 19時56分50秒



「制県レベル(制県伝説)」というアプリがSNSのほうで昨日から少し流行っているようで、これは全国の各県を「住んだ」「泊まった」「歩いた」みたいな感じでランク付けしてカウントを出すというものなのだが、一昨年の山形で全ての県を訪問した僕も、一県だけ埼玉には泊まったことがない。
川越には二回行ってるし、鉄道博物館も行ったのだが、いずれも栃木へ行く途中だったり、日帰り出張のついでだったりで、結局泊まる機会がなかったのである。

せっかくだから、一度県内のどこかに泊まってコンプリートしようかとも思うのだが、ではどこへ行くかというと、なかなかわざわざ関西から行こうかという所がない。1箇所だけ、少し興味があるのが秩父なのだが、ここは埼玉と言っても相当な奥地のほうで、下手をすると東北よりもなお遠い。
いつかは行こうと思ってはいるが、北関東方面でも桐生とか真壁とかの重伝建地区がどうしても優先なので、なかなか順番は巡ってこないかも知れない。コンプリートだけなら、無理矢理どこかに泊まれば達成は簡単なのだけど。

ちなみに制県レベルのほうは、190を超えました。住んだことのある県が、5つ以上あるので。

神戸・元町を散歩2018年06月10日 11時42分23秒






梅雨に突入したわけですが、昨日は想定外というかフェイントというかの晴れ。出掛ける予定は無かったのですが、何だかもったいなくなって、用事の帰りの阪急烏丸駅から梅田行きに乗って、ふらっと神戸へ。まあ、毎年夏の初め頃には神戸に行ってる気がしますが、そのいつものパターン通りに三宮から旧居留地を歩いてメリケンパークへ向かい、しばらく海を見たり、震災遺構を見学したりしてのんびり過ごしました。

それから元町のほうへと向かい、南京町やアーケード商店街をぶらぶら。神戸風月堂本店を通りがかって、ああゴーフルうまそうだななどと思っていると(あの缶を見るだけで食べたくなりますな)、その近くに風月堂ミュージアム(入館無料)というのがあり、立ち寄ってみたらプチゴーフルがもらえて嬉しくなりました。戦災を生き延びたゴーフル缶(社宝だそうです)というのが展示してありましたが、戦前からあのデザインは変わっていないようです。

歩いている内に元町駅を行き過ぎて、花隈の辺りまで来てしまいましたが、ふと前方を見ると何か石垣のようなものが。花隈公園と表示されていましたが、城みたいやなと思いながら上まで上がってみると、やはり「花隈城趾」という石碑がありました。もちろん模擬石垣のわけですが、神戸のこんな町中に城跡があるとは知らず、石垣とポートタワーという風景も面白かったです。目の前がJRの高架なので、新快速なんかの写真を撮るにも良さそうな場所です。

最後、地下の元町駅から阪神に乗る時、「有楽名店街」という何だかすごい地下飲み屋街を見つけました。これはディープで素晴らしい。吉田類氏なんかが、喜んでやってきそうな雰囲気でした。サイト(がある!)を見たら日本一歴史がある地下街とあって、相当に値打ちのある場所には間違いなさそうです。何とか存続して欲しいですね。

ついに見つかる2018年06月16日 20時52分18秒



以前にも何度か書いた通り、ネットに動画が色々上がり始めて以来、子供の時に印象に残った(好きだった、とか怖かったとか)テレビのCMやらを色々ほとんど見つけてきたのだが、どうしても見つかっていなかったのが「明治チョコレート」と「文明堂ハニーカステラ」の二つ。

「明治」のほうは恐らく80年代、実際に見たのは数回程度。「文明堂」はもっと古くて70年代、何かと見かけるぬいぐるみが躍るやつではなく、森の中を子供と着ぐるみの動物が遊ぶという幻想的な風景を題材にしたもの。
どちらも度々思い立って検索してみるのだが、昨日もふと何かで思い出して検索してみたところ、「明治チョコレートデラックス」というタイトルで、どうもそれらしいサムネイルが。
こ、これはまさかと思って開いてみたら、まさしく30年ぶりに目にするCMが。十数年探して、ようやく見つかったのだった。やはり70年代終わり頃に作られたものらしいが、記憶していた以上に美しい映像で、あの時代にこれを見たらかなり斬新に思えただろう。

実はYoutubeには2016年にすでに上がっていたらしく、今まで見つからなかったのが不思議だったが、どうやら昨年の秋に他の方がブログで取り上げたために検索にかかるようになったらしい。そのブログを読んだところ、僕など比ではないくらいにこのCMに思い入れのあった方のようだ。
こんなの探してるのは自分だけだろうと思っていたものが、実はそうではなかったというのはネット上ではよくあることで、「文明堂」のほうも他に探している方がおられて、CM曲の再現というのまで上がっている。こちらも、いつかは見つかるだろうか。

ちなみに、大瀧師匠の「サイダー'83」CMの30秒フルバージョンも探しているファンが多いが、未だ見つかっていないようだ。昨年秋にラジオCM版のフルバージョンが上がったりしているし、探している人も多いから、いつか目にすることができるだろう。

とりあえず平常運転ですが2018年06月19日 20時41分18秒



すでに全国でも報じられている通り、昨日の朝に大阪北部で震度6弱の地震が起きました。お亡くなりになられた方の、ご冥福をお祈りいたします。

うちの辺りは5強だったのですが、地震の発生時はちょうど通勤途中で、地下鉄の四条駅に乗っていた列車が停車していたところ。乗客が乗り込んできた途端にえらい揺れるなと思ってたら強い横揺れに変わったので、これは地震だと思ったら、緊急速報が遅れて一斉に鳴り響きました(近すぎて間に合わなかったんですね)。震源が大阪だというので、結構な震度になってるんじゃないかと思ったら、6弱だったわけです。
京都の地下鉄はのろのろ運転で駅に長時間停まったりしながらもそのまま運行してくれたので、助かりました。

家の中が少し心配でしたが、帰ってみたら特にデジカメが棚から落下してたりもせず、洗剤やらの容器が転がってる程度で被害はありませんでした。
震源とされる枚方・高槻・茨木の一帯は京都市と大阪市のちょうど中間で、京都市南部のうちから見れば隣の隣くらいの感覚。実際、京阪特急に乗れば枚方なんて20分かかりません。そういう至近で震度6弱というのはちょっとしたショックで、今までも災害は他人事じゃないと繰り返し言っていますが、ほんとに他人事じゃないわけです。

慶長伏見地震以来400年ぶりに動いた断層とか言う話も、その慶長伏見の起きた場所に住んでるこちらからみるとどうも薄気味悪く。昨日の夜は余震も何度もあった(震度4の奴が大きかった)ところなので、しばらくは警戒を続けなきゃなりません。明日にかけては大雨という情報もありますし。

町並み写真館「蛸島」2018年06月24日 20時07分05秒



まちなみ街道の町並み写真館に、石川県能登半島の「蛸島」を掲載しました。
以前に載せた「黒島」「大沢」と同じく、能登半島一周ドライブをやった時の取材先の一つで、実際に歩いた際はともかく観光化も何もされていない地味な印象が強かった町並みなのですが、今回の掲載候補を選ぶに当たって写真をチェックしていたら、その地味さに何とも味わいがあるように思えて、ここを載せることにしました。

能登半島の先端となると、ともかく最果てという印象が強くなりますが、本文中にも書いた通り、この蛸島には2005年までのと鉄道(国鉄能登線)の終着駅があり、めちゃくちゃに不便な場所というわけでもなかったのです。鉄道好きの人には知られていた地名でもありました。鉄道路線が無くなっていくというのは、やはり寂しいことです。