山間路快走2017年08月06日 17時03分57秒





先週のドライブが高速道路中心だったので、昨日は一般道、それも山間を走るアップダウンのある道を試して見ようと思って、定番の国道307号を信楽まで後期型FIT3でドライブしてきました。
普通の平坦な道では、前の車に比べてパワーが落ちているというのは全く実感できないどころか、CVTなどの改良でむしろよく走るようにさえ感じられるわけですが、やはりこういう道を走るとパワー(というかトルク)が落ちてるのが分かります。
パドルシフトで2速とか3速相当まで落としてやって、思い切りエンジンを回してパワーを稼ぐ感じになりますが、しかしこれはこれで面白く。前のRSよりもパドルシフト装備の意味がむしろ強まったようにも思えます。
シャシーが良くなってエンジンパワーが落ちてるということで、余裕がある分カーブを曲がる時なんかのハンドリングの安定性も増しているようで、思い通りに曲がってくれるので運転がうまくなったかのように錯覚するくらいでした。それにしても燃費の良さはさすがで、こんなコースでも燃費計ベースではリッター18キロ台とか平気で出ます。ハイブリッドには及びませんが、アトキンソンサイクルの省燃費VTECというのは伊達ではないようで。

帰りは栗東から名神でしたが、京都東から渋滞していると言うことで、その直前の大津SAで少し時間を潰しました。ここはいつの間にか全面改装されていて、全面ガラス張りのおしゃれカフェ風のフードコートから、琵琶湖の湖東から湖西までの大パノラマが一望できるという素晴らしいスポットになっていました。それなのにほとんど混雑していないというのが不思議なくらいでしたが、周囲のお客さんがみんなすごいと感嘆していたので、ここはいずれ人気が出てきそうな気がします。

お盆の連休・1日目2017年08月13日 20時10分20秒





お盆との重複で、恐らく一年でも一番混むだろうこの三連休。せっかくの夏なので、できれば人の少ないところに出かけたいわけですが、これがなかなか難しかったりします。
とりあえず、1日目と2日目にそれぞれいつものメンバーで出かけてきました。

初日は、某うらみちあんない管理人が珍しく車を出動させて(というか、ピカピカの新車が痛むから酷道は嫌だと僕がごねたので)京見峠の近くにある山小屋風の洋食屋へ行ってきました。
京見峠までの道は昔よりはかなり改良されていて、案外あっさりとたどり着けましたが、やはり下界に比べると相当に涼しく、扇風機だけで十分でした。ランチだけではもったいないくらいの、心地よい場所でした。

そこから京北の周山に出ておなじみのスーパーサンダイコー(目印にしていた看板がなくなったのは残念)で涼み、それから美山に出て美山牛乳ソフトを食った後久々のかやぶきの里を散策し、これもおなじみの日吉ダムそばの温泉に入って、最後は亀岡市内で焼肉といううらみち系黄金コース。おかげで渋滞にはほぼ全く遭遇しませんでした。やっぱり夏の京都は、北部山間地に限ります。

お盆の連休・2日目2017年08月14日 22時00分27秒





連休の二日目は、愛知県の津島市へ。当初は単独で行く予定でしたが、なぜか他にも行きたいというメンバーがいたので、三人で出かけることになりました。また素晴らしい天気でしたが意外と風は爽やかでした。さすがに、東名阪道の渋滞を完全回避することはできませんでしたが。

津島神社で知られる、名古屋駅から十数キロの距離にある郊外都市ですが、正直それほどの期待はしないで行ってみたところ、予想を完全に上回るほど歴史的な雰囲気が残り、当たりの町でした(某何とかペディアには「門前町の風情は失われている」と書かれているが明らかに言いすぎ)。

たまたま、同行メンバーの一人が南朝史跡好きで、旅行に行くと何かと良くわからない史跡などに必ず立ち寄ることになるのですが、偶然この津島には良親王だとか(後醍醐天皇の孫とのこと)ゆかりの史跡が数多く残り、うかつにもノーマークだった本人も驚いていました。
旧天王川の名残である天王川公園(ここで尾張津島天王祭が開催される)も、広々として気持ちのいい場所でした。廃川跡を当時の面影を求めて歩くのも、面白いです。

束の間のリゾート2017年08月20日 12時13分04秒








休みを一日取ったので、今度は単独での長距離ドライブ(近年は疲れるのでほとんどやらなくなった)を試してみようと思ったが、京都は朝から激しい雨。ともかく天気の良さそうな西のほうへ、と名神を走り、宝塚の渋滞を抜けたあたりで夏空に。晴れの予報が出ていた岡山辺りまで行ってみることにしました。

ホテルの空き状況を確認してみると、以前から少し興味があった鷲羽山の下電ホテル(下電というのは、ナロー路線で有名だったあの下津井電鉄)の和室シングル利用素泊まりという、恐らく直前利用限定のプランに空きがあり、そこに決定。吹屋の町並みを歩いた後、一気に南下して児島へ。あくる朝は17年ぶりに下津井の町並みも歩けそう。
到着してみると、オーシャンビューの眺めは素晴らしく、瀬戸大橋も一望。まさに、リゾートそのものでした。何度も海岸沿いやらプールサイドを歩き、陽が沈むまでずっと海を眺めていました。

しかしいざ陽が落ちてしまうと、晩飯を確保しなければならないという現実が。うまそうな食事の匂いがしてきても、こちらは素泊まりなので何の関係もありません。周囲に食事ができそうな場所はなく、児島の市街地まで車を走らせましたが、営業中のハンバーグレストランを見つけ、何とかなりました(岡山ローカルのミスター・バークという店で、うまいし安いし素晴らしかった)。こういう行きあたりばったりも楽しいものですが、その場では結構大変です。

2017年の夏2017年08月28日 20時39分40秒


(吹屋)

(佐久島アート)

(津島・天王川公園)


(鷲羽山)

(旧奈良監獄遠望)

7月上旬くらいから、全ての週末に必ず出かけていた今年の夏。言うまでもなく新車関係が理由だったわけですが、しかし一度たりとも天気が大崩れしなかったのだからすごい。
町並み関係も、三回目にしてようやく晴れているところを見られた吹屋や、十数年ぶりの下津井を初めとして、広島の東城、愛知県内の佐久島に津島、おなじみの美山などあちこち訪れました。

海も山もどちらも楽しかったですが、より印象に残ったのはやはり海のほう。佐久島の海水浴も嬉しかったですが、鷲羽山のホテルから眺めた瀬戸内海は特別に忘れがたく。最新の運転支援機能で長距離ドライブが楽になったおかげで広島辺りまで行く気になった、という点で、新車の意味が最もあった旅行だったと思います。

昨年のような、伊豆大島とか山形とかの大型旅行がなく、車を走らせての遠出ばかりだったので、これだけ出かけた割にはコストはかなり低め(飛行機や新幹線プラス温泉旅館、とかだとやはり費用がかさむ)。車のローンも新たに家計バランスシートに乗っかって来たわけなので、しばらくはやはりドライブ旅行が多くなるだろうと思います。ただ、この夏はローカル鉄道に全然乗らなかったのは、ちょっと残念なのですが。