去りゆくFit2・失われた須知宿2017年07月09日 14時47分21秒




いよいよお別れが近付いた二代目FitRSに乗って、昨日は一人で丹波方面を少しドライブしてきました。一応車検を通して(ただし車検代は値引きに上乗せ)メンテナンスを受けたばかりのボディーはまだまだ輝きを失っておらず、丸9年間屋根無しのガレージに置いていたのにこのコンディションというのはなかなか素晴らしいと思います。
後継の後期型Fit3は安全装備などが別次元に改善した(このFit2には横滑り防止装置さえついてない)分価格は上がっていて、グレードをRSから1.3Gに下げざるを得ませんでした(それでも当時のRSよりもずっと高い!)。DAインテグラ以来のDOHC VTECにはなるものの馬力は下がることになるので、昨日は120馬力での山道の走りを楽しんできました。

行き先をどこにしようかと考えましたが、まだ取り壊し後の現状をちゃんと見ていない須知宿と、色々思い出深い道の駅和(なごみ)にしました。道の駅和は、この車が納車された夏にも立ち寄って、写真を撮った覚えがあります。
須知宿は、町並みが最も連続していた場所を直撃で京都縦貫道が通ることになり、町並みが取り壊されると言うことがかなり昔から分かっていた(リンク先は「京都うらみちあんない」)場所。キャンプの帰りなどに訪れる度に「これが見納めかも」などと言っていたのですが、前回何かで通り過ぎた際に、取り壊されているのは確認していました。

(2007年当時)

(2017年現状)


(2007年当時)

(2017年現状)

頭上を走り去る車の音が、諸行無常の響きでした。