近場継続中2016年03月05日 20時37分33秒



今日は午後から某うらみち管理人がふらっとやってきて取材でも行こうというので、府内の南のほうをうろついてきました。
何カ所かの取材がいまいち不発に終わった後、スイーツ系のラインナップが欲しいと言うことなので、抹茶パフェが好評だという城陽市内の某喫茶店へ。
ここは見た目は地味というか良くある町の喫茶店という感じでしたが、出てきた抹茶パフェというのが激うま。何でも、最高級の抹茶を使ってるとかで、実はここのマスターは有名な人のようなのでした。おっさん二人で食べるのがもったいない。またいずれ、某うらみちあんないに掲載されるかと思います。

ちなみに写真は例の20mmF1.8で撮ってますが、3月から値上げになったということでふと調べてみたら、実勢価格は5000円どころかもっと上がってました。買っといて良かったか。

町並み写真館「西大寺」2016年03月06日 15時49分06秒



まちなみ街道
の町並み写真館に岡山の「西大寺」を新規掲載しました。
昨年のゴールデンウィークに出掛けた町並みで、門前町の町並みが残っていることはもちろん知っていたものの、思っていた以上に見事な景観が見られて、大当たりという印象を受けた場所でした。すっかり初夏という感じの爽やかな天気だったのも印象に残っています。
それにしても岡山というところは奥が深い。何度となく訪れていますが、行く度に新しい発見がありますね。

3.11 -五年後-2016年03月11日 21時11分52秒




そう言えば、あの日も金曜日だった。明くる土曜日は朝から通院だったが、待合室でイヤホンつけてスマホでずっとワンセグを見ていたのを覚えている。

あれ以来、東北が近くなった感じはしている。
それまでは、福島の大内宿とか会津若松に行ったことがある程度だったけど、震災直後のゴールデンウィークには今は亡き特急日本海で角館・盛岡・弘前・黒石と観光旅行をしたし(関東からの観光客が激減で大変だという話だったので、そんならこっちから行こうじゃないかと)、その翌月には仙台に一週間、支援の仕事で滞在した。
一昨年は秋田、去年はまた宮城にも行ったから、それ以前とは打って変わって東北に行くようになったことになる。近く感じるのも当然かも知れない。

結局、いわゆる被災地域には震災直後に行っただけなので、その後の姿は見られていないけど、普通に観光地に出掛けて、関西から遠い東北地方を身近に感じるだけでも意味はあるだろうと思う。神戸のように、先はまだ長いだろうから。

小さな町並み「富谷」2016年03月12日 22時32分15秒



まちなみ街道の町並み写真館・小さな町並みに宮城県富谷町の「富谷」を新規掲載。
前にも書きましたが、仙台北郊の国道四号線からちょっとそれただけの場所に残る町並みで、観光案内書でもらった県内地図には小さく「街道筋の町並み」と書かれてはいたものの、バイパス沿いのものすごいニュータウン造成っぷりを見て「こりゃもう残ってないだろうな」と言いながら訪れた町並みでした。
古い町並みに関しては、各種災害などで失われるよりも、再開発だなんだで壊されることが遥かに多いわけですが、ここも何とか生き残って行って欲しいものです。

やっぱり本物は2016年03月14日 19時05分17秒



京都市美術館で開催中の、モネ展を見てきました。マルモッタン・モネ美術館所蔵の作品が展示される巡回展で、京都は東京・福岡の次。たくさんの晩年の絵や、10代の頃書かれた風刺画なども展示される渋い内容でしたが、なんと言っても目玉はあの「印象、日の出」が見られるということ。日本に来るのは21年ぶりだとか。
印象派の名前の由来となったことであまりにも有名な絵ですが、実物を見るとまるで額縁の向こう側に本当に風景が広がっているような奥行きが感じられて、感心のあまり長い時間眺めてしまいました。写真で見るのとは違うもんです。

モネ展自体は5月まで開催ですが、「印象、日の出」は期間限定展示で、来週月曜日までだそうです。

夢で叫んだように2016年03月18日 22時01分52秒











……

(大滝詠一,「探偵物語」,「DEBUT AGAIN」M-6)

世界が終わった後2016年03月19日 21時54分14秒



というわけで、昨日から「DEBUT AGAIN」を繰り返し聞いているわけです。
セルフカバーして欲しかったとずっと思っていた、「探偵物語」の大滝師匠版が存在するというのを知った時には驚愕しました。「Tシャツに口紅」も素晴らしく、このようなものが聞けたというのは嬉しい限りのはずなのですが、どういう気持ちなのか自分でもよくわかりません。涙が出ました。

思い出したのが、筒井康隆氏の「CINEMAレベル9」という短編で、もはや現存しないと思われていた幻のフィルムが上映されている映画館で「おれ」は涙するのですが、ああこの感じなのだろうなと思いました。

その筒井さんの「モナドの領域」も先日読みましたが、そのラストシーンでもやはり泣きました。
筒井さんが去った後の世界が、そこに描かれているように思えたのでした。
いや、まだまだお元気なんですけどね、筒井さんのほうは。

りんくうの海2016年03月21日 19時11分31秒






だいぶ暖かくなってきたので、少し行動範囲を広げようかと大阪は泉南のりんくうタウンへ……出掛けたわけではなく、その近くの町並みを見に行ったのですが、さすがに開発著しい地域だけに古い建物はかなり減少してしまっている様子。
まあそれは仕方ないと思いつつ、せっかくここまで来たから関空でも眺めるかと思って海岸沿いに出てみてびっくり。リゾートみたいな風景が広がっていたのでした。

よく見ると砂浜ではなく、大理石の玉石が敷き詰められているということで、そのまま座ると少々痛かったりするのでしたが、ともかく沖縄以来のこんな風景、おまけに昨日の泉南は非常に天気が良くて暖かく、もう延々と海辺で音楽(やっぱり大滝師匠)聞いたりしてしまいました。

帰りの駅まで、アウトレットモールの中を通って帰ろうとしましたが、脳内がリゾートモードになってしまっているためか、ついシャツを衝動買い。いやちょうど新しいのを買おうと思ってたんだ、などと考えましたが、冷静に振り返ればビーチに出るまではそんなことは考えてもなかったのでした。
琵琶湖に比べると少し遠いですが、格段に南国ビーチっぽいので、ここはまた行きます。

CDプレーヤー復活2016年03月26日 21時09分59秒




昨年CDプレーヤーが故障して以来、ピンチヒッターのUSB-DAC経由でパソコンからCDを再生する、というやり方で凌いできたのだが、やはりそろそろCDを直接聞きたいという気持ちが強くなってきた。
そこで、以前から次期CDP候補として検討しているDENONのDCD-755REの値段を確認してみたところ、いつの間にか実売価格が2万円弱から3万円にまで1.5倍に値上がりしているではないか。要はニコンレンズと同じ現象で、昨年の秋に値上げがあったらしい。またもや円安の弊害か(外貨MMFでヘッジしてるから文句言う筋合いないけど)。
入門機としては音質が非常に良いという評判の機種だから、3万円なら高くはないのだろうが、やはり躊躇してしまった。買っておけば良かった……。


で、とりあえず、物置に眠っている壊れたCDプレーヤーを出してきた。ヤマハの入門機、CDX-496という奴で、はっきり言えば安物なのだろうが、しかしそこは腐っても単品オーディオ、僕辺りには素晴らしい高音質に聞こえる。しかし、トレイが開かなかったり、たまに開いてもCDを読み込まないという故障が発生してしまっていて、泣く泣く引退させたのだった。

ところがふたを開いて、ネットで色々調べてみると、どうもゴムベルトの交換で直りそうな気配である。CDを読まないというのはピックアップの劣化だろうからどうにもなるまいと思っていたのだが、メカ系の異常でCDが正しい位置にセットされない、というのが原因の可能性がありそうだったのだ。
これならばエクセリアXK-005を直した時と同じで、そんなに難しくはない。あの時にも苦労したベルトの入手だが、検索してみるとあらゆるCDプレーヤー用のベルトを売っているサイトが見つかって、それも解決。で、さっそく届いた新品ベルト(300円)に交換してみると……見事に復活してくれた。ああ、捨てなくて良かったなあと心から思った。
これで「世界は愛を求めてる」も「DEBUT AGAIN」も本来の音で聞けるわけだ。ありがたい。

1日だけ2016年03月27日 21時14分21秒



復活したCDX-496だったが、今日になって再びCDが読み込めなくなった。最後の手段で、ピックアップの出力調整をしてみたが、どうもほとんどレーザーが出ていない様子。赤い光が見えない。10年使い続けて、やはり寿命なのだろう。
ピックアップ交換という手もあるようだが、これはさすがに自信がないし、そもそも調整用の機材がない。昨日今日と、たくさんCDを聞けたのが良い記念になった気がする。2万円で買った機種にしては長年よく頑張ったほうだろうから、これで完全引退ということにしてあげようと思う。

プレーヤー無ければ無いで納得していたのだが、いざこうしてCDの音を聞いてしまうとやはり寂しくなる。他に買わなければならないものも多く、予算がないのでどうしようもないのだが……。
しかし後継機候補だったDCD-755REにしても、CDX-496故障時にすぐに買っていれば安く買えていたわけで、必需品じゃないからと見送ったのが結果的に失敗だった。どうせ買うものなら、早めに決断したほうがいい。