町並み写真館「増田」2015年10月02日 22時45分08秒



まちなみ街道の町並み写真館に、横手市増田の写真を掲載しました。
昨年夏の秋田旅行の際に訪れた町並みで、通りに商家が建ち並ぶ風景よりも、むしろその家の中にある「内蔵」見学がメインという珍しいところです。家の中にある蔵の中にさらに立派な座敷がある、というのをいくつも見ていると、シュールな感じで何とも不思議です。
写真に撮るのも難しかったのですが、ニコワン用の超広角ズームを駆使して何とかなりました。

悲しい色2015年10月04日 20時50分25秒





ついに取り壊しが決まってしまった大丸の心斎橋本店を見に、先週大阪まで出掛けて来ました。
W.M.ヴォーリズ設計による名建築で、まさに大大阪を象徴するような建物ですが、内外装は一部保存するとは言うものの、姿を消すことになります。ちょうど十年前の10/8にここでも書いたのを思い出しましたが、デパート建築としては一番好きで、大丸の格式を象徴する店舗だと思っていました。

僕にとっての高級デパートと言えば、ここと阪急梅田本店でしたが、これも何度か書いた通り阪急の方はすでに立て替えられてしまいました。隣接のそごう本店も建て替えのあげく、大丸の別館になっています。残るは難波の高島屋本店のみ。
戦前の、東京をも凌いだという大大阪の名残はほとんど消え失せて、ただの大きな地方都市へと姿を変えていく大阪。せめてこの心斎橋本店の保存が、少しでも良い形になるように祈るばかりです。

帰り道に、もう何年ぶりか分からないくらいに久々に道頓堀を歩きました。これはこれで大阪らしくて、好きな風景ですが、川沿いの遊歩道がずいぶん綺麗にはなっていました。こちらはなんだかんだ言って、ずっとこんな感じで行くんでしょう。


Night Flight2015年10月09日 23時17分39秒



最近、飛行機の離着陸時のデジカメ使用が解禁されたので、ようやく伊丹空港着陸時の夜景が撮れるようになった。写真は7月の宮城からの帰りだが、大阪都心部の夜景は見事なものである。

と、Perfumeの「Night Flight」を聞いていて、写真撮ったのを思い出した。あの曲はYMO辺りに挑戦できそうな見事な出来で、中田ヤスタカの最高傑作の一つだろうと思う。ICEの「Night Flight」も素晴らしい曲だし、やっぱり夜間飛行となると格好いい曲を作りたくなるんだろうな。

加賀の山村2015年10月11日 22時32分52秒





今日は、石川県白山市の白峰温泉に来ています。
昼間は同じ石川県内の加賀東谷地域を巡っていました。近年重伝健に選定された地区なのですが、場所の離れた四つの集落を合わせて重伝健地区になっているという珍しいところです。
それぞれの集落の規模は小さいと聞いていたので、どんなものだろうと思っていましたが、中でも特に小さな集落である大土、杉水のどちらもが非常に趣のある場所で、大満足でした。ずっと雨が降ったりやんだりの天気でしたが、むしろそれが幽玄の境地と言う感じになって、良かったのかもしれません

続・アルカディア2015年10月18日 12時32分11秒







先週の加賀東谷の写真を改めて眺めてみると、やはり雨の大土集落の風情が、何とも良い。
山奥に突如として開けるこの風景の美しさは、感動的ともいえる。もちろんロケーションも良いのだが、戸数は少ないものの、この建物の立派さがあるからこその景観であることは間違いないだろう。神社で雨宿りをした時間も、また趣深いものであった。

町並み写真館「祝島」2015年10月24日 21時16分02秒



まちなみ街道の町並み写真館に山口県の「祝島」を掲載しました。
数年前の夏に柳井の町並みとセットで訪れた島で、ともかく他では見られない個性的な町並みが印象的だった場所です。さすがにニコンD90、今写真を見てもなかなか良い写りですが、しかし考えてみたら柳井の写真もまだ未掲載なんだな。

このところ、あちこち出掛けてストックに少し余裕が出てきたので、更新も順調な感じです。今年はこのペースで行ければいいなと思ってます。
山陰と九州のストックがほとんどないので、まずは夏に行き損ねた山陰辺りまたちょっと出掛けてきたいところですが。

メリー・ハロウィーン2015年10月31日 21時07分12秒



今日はハロウィーンだそうである。去年までは、そもそも何月何日がハロウィーンなのか自体知らなかったくらいだから、段々この習慣も広まって来たのだろう。
しかしハロウィーンの挨拶って、何て言えばいいのだろうか。トリックオアトリートと言うのはちょっと違う気がするし、下手をすると身に危険が及ぶそうだ。

まあ、本音を言えば日本人が何がハロウィーンかと思うんだが、似たような輸入品のクリスマスが好きだから、これは口にしづらい。
ただ、そもそもクリスマスやらが好きなのは、子供の時とか若い時とか若くはないけど色々あったりした過去の想い出による思い入れがあるからであって、ハロウィーンには何のエピソードも想い出もないのだから、そりゃ好きになるはずもない。これがテーマパークのハロウィーンイベントで好きな女の子とコスプレデートしたとか、そんなリア充系の想い出でもあれば違うだろうけど。若い時にはそんな習慣なかったからね。

しかし、少なくとも近所のそこそこ大きな商店街では、全くそれらしい雰囲気は目にしなかった。角を付けた子供を二人見た程度である。これではクリスマスとは勝負にならない(何の勝負だろうか)。やむなく載せた写真は柿だが、色がちょっとそれっぽいのではないだろうか。
四条河原町辺りまで行けば、そこそこ盛り上がってるんだろうか。不思議な気もする。