北浜ホットライン2015年03月01日 22時17分14秒



昨日は北浜駅の辺りを少し歩いたのだが、旧大証(通称「北浜」。現大阪取引所)の立派な建物を見ると、子どもの頃やっていた「証券レーダー北浜ホットライン」という株式情報番組を思い出す。
今や大証も無くなってしまい、デリバティブ特化してしまったわけだが、やはり淋しい。

中高生の頃は、家にあった「日経ビジネス」を読むのが楽しみで(元々はオフィス向けコンピューターの広告が面白くて読み始めた。「横河ヒューレット・パッカード」とか思い出す)、これも家にあった城山三郎氏の経済小説も好きだった。直木賞作品の「総会屋錦城」とかわくわくして読んだものである。

大学も経済学部を考えていたのだが、ところが第二志望校の経済学部には受かったものの、本命校のほうは駄目で、その代わりに難易度的に無理だったはずの法学部に受かってしまった。
ここからコースが全然変わってしまったわけだが、後に経済原論を勉強する羽目になってみて、こりゃ向いてなかったなと痛感することになった。結局は数式の世界だから、数学嫌いには全く不向きだったのである。結果的には法学部で正解なのであった。
金融工学の話なんかも読むのは面白いが、肝心の数式はわけがわからない。株式のほうも、バブル崩壊を見てしまったせいで怖くなってしまい、今回の大相場も手を出さずに終わってしまった。まあ、知識ゼロではないし、いずれはやってみようとは思っているが。

わたしを離さないで2015年03月05日 20時16分37秒



ネット上で話題になっていた、「ある犬のおはなし」という絵本を読んで、もうあまりのかわいそうさに涙が止まらなくなってしまった。こんな悲しいものは読んだことがない。
(僕は購入しましたが、無料で試し読みも可能です。)

もちろん、以前から実態は知っていました。処分数も昔に比べると大幅に減って、改善されてるのは確かでしょう。しかしまだ無くなりません。
悲しかった、かわいそうで終わらせていい話ではないわけで、一体何ができるだろうか。
考えて、ささやかでもできることをします。
(写真は内容とは関係ありませんが、お利口そうなワンちゃん)

3.11 -四年後-2015年03月11日 19時19分07秒



今日であれから四年。
復興への取り組みは続いているようですが、被災地が見違えるようににぎやかになって、とはやはり行きません。現地の人的パワーもまだまだ不足しているようで、その点では神戸という力のある町が中心となって復興を行った阪神のときよりも厳しい状況かもしれません。
しかしとにかく地道な取り組みが続いていくことが大事なのは、間違いないでしょう。風化して、忘れ去られてしまうようなことだけはないようにしなければなりません。

去年は一応東北旅行はできましたが、秋田県内だけだったので、今度は他の県にも行ってみたいものです。
(写真は2011年6月の松島)

待ちわびた復旧2015年03月15日 20時48分04秒



予定のない休日の過ごし方と言えば、図書館かプールと言うことで、この数年間ずっとそれで通している。何と言っても図書館は無料で好きなだけ本が読めるという満足感が素晴らしいし、プールのほうは無料ではないものの数百円で楽しく泳いで、夏場なんかはちょっとしたリゾート気分まで味わえる。

ところが、2013年9月のにっくき台風18号の被害で、昔から利用していた公営プールが水没して休業となってしまい、それ以来少し遠くて高めのプールに行かざるを得なくなった。まあ、値段差分を超えるくらいに設備は充実しているのでそれはそれでいいのだが、バイクで10分というのとでは手軽さが全然違うので、通う頻度は相当下がってしまった。それに、屋外スペースが無いのも物足りない。
去年の夏などは、屋外のプールサイドで本を読みたいがためにわざわざホテルのプールにまで出掛ける贅沢ぶりだったが、こんなのは何度もできるものではない。

しかしあれから一年半、ようやく公営プールの復旧が決まったようである。こんなにかかるとは、という感じではあるが、これから暖かくなるわけだし、今年の夏は思い切りプールサイドで優雅に過ごしてやろうと思う。

もう全て揃った2015年03月21日 23時56分08秒



先日、15年使った給湯器がとうとう駄目になり、買い換えることになった。電源が入らなくなり、湯が出なくなったのだった。去年一度直しているのだが、修理代も数万円単位で馬鹿にならなかったし、その時にももう寿命だと言われていた。

大阪ガス系列で見積もりを取ると驚くような値段で、しかも工事は数週間後になるという。これでは話にならないので、メーカー系の代理店でも見積もりを取ってみたら何と十万円も安くなり、工事も数日後でOKだという。もちろんそちらに頼むことにした。
電源を抜き差ししたり、電源ボタンを連打すると、まれに作動するのでその隙にシャワーを浴びて、というので数日しのぎ、無事に工事は完了した。

相見積もりで安くなったとは言え、フルサイズ一眼レンズキットが一式買えるくらいの支出で、ちまちま節約していた分など一瞬で吹っ飛んだ。まあ、お金というのはこういう時に備えるためのものだし、そもそも価値がどんどん無くなっている日本円をただ持ってるよりは、固定資産系のメンテナンスに使うほうが意味があるとも思うが、単純に痛いのは確かである。
色々買えたのに、とやっぱり思ってしまう。


ところで今日、物置の片付けをしていたら、古いオーディオ機器なんかが色々出てきた。
どれも今でもちゃんと動作するが、ポータブルCDはともかくテープやMDは出番もない(カセットデッキもMDプレーヤーも、もっと高性能の奴を現役で確保してあるから、という理由もある)。売ってももちろん値段はつかない。
この手の電子機器は好きだし、新しいのが出たらつい買ってしまうから、PDAやスマホ、デジカメなんかも入れると長年の間にものすごい台数を買い換えてきたことになる。
ポータブルオーディオだけでも、カセットのウォークマン(というか最初に買ってもらったのはフェアメイト製)が多分計4台、MD計4台のあとにもiPodを何台も買い換えているのである。

しかしこうして、今でも使えるけど出番はない機械類を見ていると、これ以上新しいものを買い換えていくのが空しく思えるのも事実である。もう、必要な物は何でも揃ってるではないか。
今やスマホ一つあれば何でもできるし、性能的にはもはや向上の余地などほとんどないのだ。そう思うと、「色々買えたのに」のほとんどは買わなくてもいいものばかりなのだとも言える。

準急列車の人生2015年03月26日 21時48分20秒


本社から離れて以来、地道に続けて来た仕事(まあ、現場では頼られてるほうだと思うけど)のほうで、チャンスをもらえそうな話があり、僕にしては珍しいことにその話に乗っかってみたのだが、やはり過去の苦労を思い出して腰が引けてしまった部分があって、うまくは行かなかった。人事的にはNGと判断したのだろう。

久々に前向きの気分になっていただけに残念だが、何でもやらせていただきます、という意気込みをアピールするところまではどうしても行かなかったから、仕方がない。去年までならそもそも抜擢絡みの話をせっかくもらっても辞退してきたのだし、それに乗っかってみようかと思うところまで復活してきたこと自体は、良かったと思う。

推してくれた皆さんの期待に応えられずに申し訳ないけど、また次の機会を待つことになるだろう。京阪の準急みたいに、萱島までは各停と言うことでもいいかなと思う。その間は気長に長編でも書くことにしよう。案外、枚方市くらいまで来てる可能性もあるわけだけど。

町並み写真館「加太」2015年03月28日 21時43分14秒



まちなみ街道の町並み写真館に「加太」を掲載しました。
週末ごとに必ず天気が悪くなる感じだった去年の8月では、結局ここを訪れたのが一番夏らしい思い出ということになりました。
今年もようやく春になり、今日はのんびりとうらみち取材に同行して過ごしました。間もなく、夏も近づいて来ます。