微妙なキャンプ2014年08月18日 20時25分04秒





この土日は昨年に引き続き恒例の丹後半島キャンプ、の予定だったのだが、当日が近づくにつれて天候はどんどん悪化し、朝に集合した時点ではどうも京都府北部は豪雨になるんじゃないかという状況。
この時点では、京都市内は時折青空がのぞく位の天気だったので。うらみち管理人は脳天気に、とりあえず現地に向かえば何とかなるなどと言うのだが、さすがにそんなリスクは取れない。とにかく、少しでも前線から遠い南へ向かおうということになった。

ところが、我々が奈良に着いた辺りから、京都府内では記録的な豪雨が降り出した。五条通で車が水没したとか、考えられないニュースが入ってくる。命拾いした、と喜びながらさらに南へと向かい、途中で発見した不動窟鍾乳洞(ここは面白かった)などに立ち寄りながら、最終的には三重・和歌山県境に近い下北山村のキャンプ場に到着した。目の前がダムというものすごいロケーションだったが、立派な温泉もあり、設備は上々。

しかし、やはり雨から完全に逃れることはできなかった。結局夜には雨が降り出し、一晩中降ったり止んだりの繰り返し。テント内の蒸し暑さも尋常ではなく、到底快適とは言えない状況。結局同行のメンバーはろくに寝られなかったようだ。

朝になっても、朝食を作り始めたらまた突然雨が降ってくるなど、どうにもいらいらさせられる状況。もう山の中は嫌だ、海のほうに降りようと熊野市を目指したが、ちょうど花火大会があるらしく、なぜか朝からすでに道路が規制されていて、大渋滞している。これも諦めて、結局そのまま帰途へ。
まあ、丹後半島に行っていたら本気で大変なことになっていただろうし、文句は言えないが、この夏のメイン企画としてはどうにも物足りなさの残るキャンプになってしまった。