城崎にて、3時間2014年07月27日 22時18分08秒





この週末はいよいよ本格的に夏らしい天気になると言うことで、さあどこか出掛けようかと思ったものの、どうも尋常じゃないくらいの暑さになるらしい。それならば、どこかローカル線にでも乗って涼むのが良かろうと思い、さてどこへ行こうかと考えて思いついたのが、ゴールデンウィークにNHKの番組でやっていた城崎温泉。学生時代にサークル旅行で泊まったことがあるが、それ以来まともに訪れたことがない(調べたら8年前に、15分だけ滞在したという記録が残っていた)。

どうせなら、遠回りして行こうと思い、わざわざ「はしだて」で宮津まで出て、北近畿タンゴ鉄道で豊岡まで向かうというルートで城崎へ。
列車に乗っている間は涼しく夏の風景を眺められて快適だったが、到着してみるとすさまじい暑さ。後で知ったが、気温は38度を超えていたらしい。
しかし、やはり名高い城崎温泉、特に川沿いの風情には素晴らしいものがあり、暑さを忘れるほど。ペットボトルで水分を常に補給しながらのんびり歩き回った。

ただ、やはり汗の噴き出し方はただごとではなく、この上温泉にまで入ったら脱水で死ぬんではと思ったが、せっかく来たからにはそのまま帰るのももったいない。結局、懐かしの「地蔵湯」で入浴。ところがいざ温泉に入ってみると、途端にさっぱりして気力が回復したのだった。さすがに温泉、ただのお湯ではない。

帰りは、初めて乗る「はまかぜ」で、播但線経由で帰ってきた。この線に乗るの自体が実は初めてで、なかなか充実した日帰り鉄道旅行となった。