砂の城2013年11月27日 19時38分49秒



10代の頃、斉藤由貴が好きで、アルバムの曲を繰り返し聴いたものだったが、ヒット曲である「砂の城」は当時はどうもぴんと来なくて、あまり好きではなかった。
その後、年月を経るにつれて段々好きな曲になり、長編のモチーフの一部として引用するほどにまでなったが、要するに当時は歌詞の意味があまり理解できていなかったのだろう。

あらゆるものがいつか必ず終わりを迎えるのだと思えば、「思い出という名の光る砂」が残ることには十分意味があり、素晴らしいことなのだと思う。
結局のところ、人はその砂を自分の中に積み上げながら生きていくのであり、それが人生なのだとも言えるだろう。

というわけで、いよいよ作品内の関係にも決着をつけなければならない。
この曲を聴きながら考えてみるとしよう。


愛はまるで砂の城ね 出来た瞬間《とたん》波がさらう
少し悲しいけど 思い出という名の 光る砂が残るわ
(斉藤由貴,「砂の城」,「風夢」M-2)