バスの駅再び2013年10月05日 20時58分16秒







先日の岡山行きは、天気が晴れになりそうだと確認した上で、直前になって行こうと決めたのでしたが、なにせ三連休だけに岡山も倉敷もその周辺もホテルは見事に満室。
色々調べてみると、笠岡から山側に入った井原なら部屋の空いているホテルがあり、選択の余地なしという感じでそこに決めたのでした。

笠岡・井原間は今はバスで結ばれているわけですが、この間にはかつて井笠鉄道という軽便鉄道があり、1970年代まで生き残ったと言うことで軽便鉄道好きの間では非常に有名です。
その井笠鉄道の駅が、今でもバスセンターとしてそのまま使われていると言うことで、せっかく井原に行くのならぜひ見てみようと思っていたのですが、予約しておいたホテルはまさにそのバスセンターのすぐそばで、わざわざ見に行くまでもなく井原バスセンターでバスを降りることになりました。

乗り場に頭から突っ込んで止まっているバスが並ぶその眺めは、なるほど頭端式だった駅の雰囲気そのまま。
何だか立ち去りがたい気分になって、しばし無人のバスセンターにたたずんでしまったのでした。