4代目の進化は2012年08月06日 21時27分50秒




久々に使ってみている初代GRDigiralだが、やはり今使ってみると、デジタル性能的な意味での「画質」は、RX100をはじめとする最新鋭の各機とは圧倒的な差で、ちょっと勝負できない感じになってしまうようだ。昨日の醒ヶ井宿みたいな写真は、撮れそうにない。
しかしそれでも、手になじむ操作性と、レンズの良さが健在なので、「カメラ」としての魅力は今でも十分に感じられるわけである。GRDで撮った写真には、今でも気に入っているものも多い。
(「淋しげな風景」を撮ると、特に良い気がする)

そこで、ちょっと考えてしまうのが、初代とほとんど同じ外見・操作性に、最新のデジタル技術を詰め込んであるはずの「GRD4」って、どんな使い心地だろうということ。
実は、GRD3が出たとき、かなり真剣に購入を検討するところまで行った(カメラ屋を回って何度も試しに使ってみたが、この時は7万円もして、予算の関係で断念した)のだが、この時でも相当な改良が行われていることに感心した覚えがある。

4代目は、さらに良くなっているはずで、初代とそっくりなだけに、使ってみての感動はきっと大きいのだろうなと思う。もちろん、そんなカメラばっかり次々買えないが、いつかきっと再び最新のGRD(「5」とか「6」とかかも知れないが)を手にするときが来るのだろうと思う。