GRdigital帰還2012年07月18日 21時58分23秒



CoolPixS600をRX100の下取りに出し、PowerShotS90を買い取りに出し(これは結構いい値段がついた)、気がつくと、今度は予備機的に使えるデジカメがなくなってしまっていた。RX100は、まだラフな場面には持ち出したくないし、困ってしまった。

そこで、身内に長期貸与していた初代GRdigitalを、4年ぶりに返してもらうことにした。この機種の持病らしいADJダイヤル不良は出ているものの、他の機能に異常はなく、問題なく使える。レンズ周りが壊れやすいという当時の評判が、嘘のようだ。

今使ってみると、さすがに7年も前の機種だけに、起動もAFも早いとは言えないが、シャープな写りは健在。なによりも、手になじむ感覚には変わりなく、使っていると嬉しくなってくる。手放さずに、貸し出しだけにしておいて正解だった。なにせ、このブログのスタート時はGRのことばっかり書いてたくらいにお気に入りの機種なのだ。ベトナムに行ったときも、このカメラとオート110だけで全部済ませたくらいだ。

RX100には存在しない、ワイコンも外付けの光学ファインダー(これは高かった)もちゃんと残っていて、今でもフル装備で使える。発売後すぐに買ったので、専用ケースもついている。特に換算21ミリで使えてコンパクトなワイコンは、今でもRX100と併用する価値があるだろう。バッテリーも単四が使えるから、専用バッテリーが駄目になってもエネループでも使えば問題ない。

予備機としては十分贅沢な初代GRD、また活躍してもらおう。