宵宵山万華鏡 ― 2012年07月16日 08時31分56秒

新しいRX100で本格的に撮影をしてみたい、という気持ちもあって、昨日は午後から祇園祭宵宵山で賑わう京都の町をうろうろしてきました。
三連休と言うこともあって、ものすごい人出。これがしんどいので、 最近は宵山も仕事帰りにちょっと寄って帰る程度にしていたのですが……。暑さも加わって、途中でもうろうとしてきて、自分が一体どの辺りにいるのか、何が何だか分からなくなり、迷宮をさまよっているような、まさに「宵山万華鏡」の気分でした。
カメラの方はRX100プラスD40を持ち出して、D40のほうは大口径単焦点のDX35mm1.8を付けっぱなし、広角からのズーム撮影はRX100に任せる、という形にしたのですが、RX100がもはやデジタル一眼と変わらない写りなので、この形での運用が全く問題なく可能でした。
それにしても、改めて印象的だったのが単焦点を付けたD40の写りの良いことで、たった600万画素でも、何の問題もありませんね。さすがは軽量一眼の名機と呼ばれるだけのことはあります。(3,4枚目がD40)



夏の城下町/撮影テスト2 ― 2012年07月16日 20時11分38秒

昨日図書館で梶井基次郎の「城のある町にて」をまた読んで、どうも城下町をぶらぶらと歩いてみたくて仕方なくなったのですが、今日は完璧な夏空と言うことで、家にこもっている気分ではなく、それならばと近場の城下町である南丹市の園部にふらっと出かけてきました。快速で三十分ちょっと、切符も安い割に、山陰線に乗ると遠くに出かけた気分になるのですね、不思議に。
いかにも山陰道らしい妻入りの民家が残る園部は、ぶらぶら歩くにはなかなか楽しく、一応城跡もあるので(市役所のそばにある偽天守は、あれは城跡ではありません…と言いながら写真載せちゃいましたが)、城下町らしい雰囲気はそれなりに楽しめました。景観整備などが全然手つかずなのも雰囲気としては悪くはないのですが、都市計画による道路拡幅だかで、風前の灯火のような町家がいくつもあるのが気になりました。
ところで8年前、最初のデジタル一眼であるD70を入手して、その写りのあまりの差に愕然として以来、まじめに撮影する可能性がある外出では必ず一眼を持って行くことになりました。
しかし、コンデジだけで出かけていた、以前の身軽さを求める気持ちもあり、一眼に代わって使えるのではと、GRやDPも買ってみましたが、それぞれ良くできていて気に入ったものの、やはり一眼の代わりにはなりませんでした。
ところが今回は、RX100だけ持って行きました。昨日、今日と大量に撮影してみましたが、これはもう完全に一眼の代わりになり得ます。少なくとも僕の目には、もはや一眼との写りの区別はつかないし、レスポンスや操作性も大差ありません。設定メニューなどの操作中でも、とっさにシャッターを押せば撮影が優先される(押した瞬間撮れてる、って感じでタイムラグがほとんどないのがすごい)設計など、言うことありません。電池の持ちも素晴らしい(200枚以上撮って、バッテリーの目盛りは一つも減っていない)。ようやく念願かなった、という感じです。


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