「文化系」登山、愛宕山に登る2008年11月02日 21時37分59秒



高尾山のさらに西、右京区の山奥に愛宕神社というのがあって、全国の愛宕神社の総本社として知られている。愛宕信仰の本場であり、修験道の霊場でもあるから、一度行こうとは思っていたのだが、未だに行ったことがなかった。というのもこの神社、愛宕山という山の頂上付近にあり、この山には交通手段がない(戦前にはケーブルカーがあった)からなのである。

そこで昨日、某「京都うらみちあんない」管理人以下数名で、この愛宕山を登ってきた。600メートルくらいの山かと思っていたが、標高は900メートルあり、うち標高差800メートルをまともに登らないといけないと言う。うらみち管理人は元ワンゲルだから楽勝で、その他にも最近登山を始めているメンバーもいるのだが、僕の方は登山経験少なく(修験道場は何箇所か行ったが)、実は自分の足で登る山としては、もっとも標高差があるということになる。

一番ポピュラーな表参道を、清滝から登ったのだが、やはり単なる登山というよりは、とてつもなく長い参道を延々登るという感じで、案外退屈せず、楽しかった。石段も多くて、むしろ下りが足にこたえた感じ。一番ペースの遅いメタボのメンバーを先頭に、約2時間で神社にたどり着いたときは、かなりの達成感があって、清清しい一日だった。