エコじゃなく省エネ2008年08月02日 23時28分40秒







さて、今日も新車での遠出第三弾。この夏に行く予定が他に入っていない北陸方面へと言うことで、今庄、今立から越前大野まで足を伸ばしてきました。越前大野は何回目だろう、三回か四回だと思いますが、やっぱり良いですね。ほんとは越美北線で行くほうが味わいがありますが。

で、往復で約400キロ、往きは8割方高速でしたが帰りはほとんど一般道(無料の湖西道路は使ったが)で、平均燃費がなんと19.5リッター/kmという、前の車でも出したことの無いような数字が出たのでした。カタログ数値では悪化してるはず(実際、市内を走る分には少し悪化を感じる)なんだけど、エンジンに余裕がある分、長距離だとむしろ良くなるようです。まあ、EC-02には絶対勝てないけど。

余談。帰りに、試しにこの前開通した阪神高速京都線の新十条通線を通ってみました。トンネル一つ抜けるだけで450円もするので、他の車は全く見あたらず。写真は、まるで高速の路上で停車して撮ったみたいな写りですが、どうやって撮ったのかは言いません。

桧山「駅」2008年08月03日 21時56分15秒





今日は、「うらみちあんない」の取材同行で、右京区の秘境・越畑の蕎麦屋や、亀岡のトンカツ屋、旧三和町の「産屋」等を巡ってきたのですが、その途中の旧瑞穂町で国道をふと外れた拍子に、「桧山駅」というのを見つけました。

「駅」と言っても鉄道の駅ではなく、昔の国鉄バスの駅で、今はJRバスと町営バスが利用しているようです。しかし、大層立派な造りで、かつてここは交通の重要拠点だったのかもしれません。人っ子一人いないまま、夏の午後の日差しを浴びている様子は、なんとも胸に迫るものがありました。うらみち管理人と共に、しばし感慨に耽りました。

京都の信州2008年08月04日 21時28分09秒

「京都の信州」と呼ばれている(らしい)、越畑の段々畑の風景。アルプスの少女辺りがものすごい勢いで走ってきそうな眺めですね。確かに、風が吹くと(若干)涼しかったですが、やっぱり暑いよ。

高槻にて2008年08月06日 23時08分10秒

訳あって、なぜか今日は大阪の高槻市でミニ飲み会。京都からは割と近い町ですが、立ち寄る機会はそんなにないところです。しかし、京阪間最大の町だけに、予想以上に賑わってました。

それにしても、メンタル不全でダウンする人が、僕の周りには実に多くて。みんないい奴ばかりなんだけど。まあ、しばらくは頑張らずに静養しろ、と励まして帰ってきました。

「こだま」に乗って2008年08月08日 14時12分53秒

たまに「こだま」号に乗ると、空いてて、のんびりしてて、まるでローカル線に乗っているような気分で、悪くないのだ。

茅野市にて2008年08月09日 21時36分25秒

テントの中で寝転んで、一日に撮った写真を眺めるのも、良いものである。 なにもこうしてブログにまでその場で上げなくても良さそうなものだが、後で見直した時楽しかったりするので。それにしても、天候の変化の激しい日だった。

雲海2008年08月10日 08時14分26秒

美ヶ原に到着。こちらは快晴。下界は一面の雲海。

信州20082008年08月11日 22時06分28秒







先週は「京都の信州」だったが、今週は正真正銘の信州へ出かけてきた。学生時代の後輩が静岡にいるので、そこから早朝に出発して車で走り回るのだが、この数年はこれが夏の恒例みたいになっている。

まずは富士山の西側を北上して山梨県へ入り、鶯宿と塩山の集落を取材。ところがそこで雲行きが怪しくなってきたので、あわてて長野方向へ。途中で、とんでもないどしゃ降りに遭遇しながらも、茅野へ到着。そこで「建てぐるみ」の民家を取材してから、キャンプ場へ。「霧ケ峰キャンプ場」という、昔のエアコンみたいな名前のキャンプ場で、狭いテントの中に集まり、スーパーで買った総菜を食べてすぐ就寝。(キャンプではなく「野宿」と呼んでいる)

明くる朝も早めに起きて、今度はビーナスラインから美ヶ原へ。この辺りは本当に素晴らしい景色で、こういう風景を見ると心から信州に来て良かったと思うのである。そこからは松本に降りて、蔵通りを取材(意外にも初めてである)してから、ひたすら伊那谷を南下して帰ってきたのだった。さて、来週はちゃんとしたキャンプの予定。

1232008年08月12日 21時41分13秒

日航ジャンボ機墜落事故から、今日で23年目。近年はさすがに風化しつつあるこの大事故(世界史上最大の航空機事故)だが、最近映画になったこともあって、また思い出した人もいるのではないだろうか。

前にも書いたかも知れないが、この日の夜、僕は家族旅行で東京から帰ってきている。事故の第一報を聞いたのは、こちらに着いて駅から家へ帰るタクシーの中だった。もちろん、新幹線で帰ってきたからこうして生きているわけであって、もし飛行機で帰ってきていたら(そういう話もあったはずだ)一家全員で事故に遭遇した可能性が高い。そんなこともあって、どうにも忘れられない事故である。今でも当時のニュース映像を見ると、背筋が凍る思いがする。

旅と読書2008年08月14日 22時48分59秒

この夏は、しばらくぶりに読書量が回復している。旅先で良く読むから、ということなのだろうけど。

先日読み終えた星新一氏の評伝、「星新一 1001話をつくった人」(最相葉月)が非常に面白く、また胸に迫るものがあった。星新一氏の作品はすべてとは言わないもののほとんど読んでいると思うし、人となりについても、盟友の筒井康隆氏などがエピソードを色々書いているので、ある程度は知っているつもりだったが、1000を越える小説を書いた人の人生というのは、壮絶なものだったようだ。小林信彦氏が、星氏のデビューに思っていたよりも深く関わっていたらしいことも知った。

で、つい先週、その筒井康隆氏と小林信彦氏の文庫の新刊が同時に出たので、当然両方買ったのだが、あっと言う間に読み終えてしまった。やっぱり、面白いのだ。結局、僕にとってこの人たちに代わる作家は、もう現れないだろうと思う。
(写真は先週乗った天竜浜名湖鉄道線から、浜名湖)