冬来たりなば、2005年11月25日 21時36分45秒

キリンジの、今度はお兄さんのほうである堀込高樹のソロアルバム、「Home Ground」を買いました。どちらかというと、弟・泰行の曲のほうが好きかなと思ってるのですが、このアルバムの「絶交」「冬来たりなば」は非常に良いです。この前の「馬の骨」と合わせて、キリンジのアルバムが二枚連続で出たのに等しい状態なので、嬉しいのです。

よく考えてみると、僕がキリンジでもっとも好きな曲である「Favorite(泰行)」と「Drifter(高樹)」(なぜかどちらも「Fine」に収録)は兄弟それぞれの作品なわけなので、要するにはどちらの曲も好きということなのでしょう。

いよいよ本格的に冬が目の前です。冬のトンネルを歩く間に、きっと色んな重いものも消え去って、春は新しい春です。まあ、去年も同じ様なこと言ってたのだけど、今度は本当に。

日陰の雪/解けだして凍てついて/繰り返して春が/春よ来い(「冬来たりなば」)
(写真は鷲峰山金胎寺、GRD)

修験の道2005年11月25日 21時47分20秒

 先日、京都府和束町にある、鷲峰山金胎寺というお寺に行って来ました。一応、紅葉を見ようと言うことだったのですが、むしろメインは二時間で巡ることができるという「行者巡りコース」。要するには、修験道の修行の場なのですが、割とライトそうなコースなので、ハイキング感覚で行って見ることに。

 ところが、これが侮れない。道なき道とさえ言えない、要するにはひたすら岩場を上り下りするわけなのですが、鎖につかまって垂直に近い岩を登ったり、岩をよじ登るロッククライミングみたいな場所もあって、観光気分で行くと大変です。僕は以前に、鳥取県の三仏寺投入堂というところで同じようなコースを登ったことがあるので、割と楽観していたのですが、こちらのほうがずっときつかったですね。しかし、とても面白くて、遅い昼御飯が実に美味しかったです。ちなみに紅葉も、大変にきれいでした。

(写真はGRD、マクロモードで)