ある日、世界の終わりが ― 2005年11月20日 20時44分07秒

鳥インフルエンザウイルスが変異する可能性が、取りざたされている。ウイルスが動物などの体内で突然変異を起こし、ヒトに感染する可能性があるというのだ。そうなれば、ヒトに免疫がないために爆発的に流行し、多数の死者が出る可能性があるのである。
と来れば、思い起こさずにはいられないのが、小松左京氏の大作SF「復活の日」。インフルエンザの変種(厳密には違うのだが、説明は略する)によって世界が滅びるというこの小説においても、最初に発生するのは鶏の大量死なのである。この作品の場合は、ウイルスは突然変異ではなく、人為的に作られた細菌兵器なのだが、しかしよく似た状況ではある。
違うのは、今度の新伝染病には抗ウイルス薬が効くと考えられている点だ。もし実際に大流行が発生すれば、自分の家族、そして自分にとって大切な人(たとえ自分がその人にとって、特別な存在になれないとしても)を守るために、どんな手を使ってでも、僕はその薬を入手しようとするのではないか。そして実際に世界を滅ぼすのは、そのエゴイズムのほうなのかも知れない。
(伊勢鉄道・東一身田駅、GRD)
と来れば、思い起こさずにはいられないのが、小松左京氏の大作SF「復活の日」。インフルエンザの変種(厳密には違うのだが、説明は略する)によって世界が滅びるというこの小説においても、最初に発生するのは鶏の大量死なのである。この作品の場合は、ウイルスは突然変異ではなく、人為的に作られた細菌兵器なのだが、しかしよく似た状況ではある。
違うのは、今度の新伝染病には抗ウイルス薬が効くと考えられている点だ。もし実際に大流行が発生すれば、自分の家族、そして自分にとって大切な人(たとえ自分がその人にとって、特別な存在になれないとしても)を守るために、どんな手を使ってでも、僕はその薬を入手しようとするのではないか。そして実際に世界を滅ぼすのは、そのエゴイズムのほうなのかも知れない。
(伊勢鉄道・東一身田駅、GRD)
一身田寺内町 ― 2005年11月20日 21時21分41秒

数年ぶりに、三重県津市の一身田(いしんでん)寺内町に行って来ました。通常、町並み取材であれば一眼を持ち込むのですが、今回は試しにGRDのみで出かけてきました。やっぱり軽くて、楽です。さすがに一眼と遜色ないとまでは言いませんが、十分使える写りでした。よく考えれば、二年前まではコンパクトデジカメでずっと取材してたのだから、当たり前か。
ちなみに前回訪れた際は、デジカメの電源を入れたまま出かけてしまい、現地に着いたら電池は空という、悲惨な経験をしました。仕方無しに写るんですを買って撮影したのが、前の「まちなみ街道」の一身田です。そのためか、現行で使ってるデジカメは全て専用電池以外の電源が使えます。GRDも単4が使える(オキシライドで、70枚程度撮れる)ので、安心なのです。
(高田本山専修寺、GRD。町並みの写真はこちらで。)
ちなみに前回訪れた際は、デジカメの電源を入れたまま出かけてしまい、現地に着いたら電池は空という、悲惨な経験をしました。仕方無しに写るんですを買って撮影したのが、前の「まちなみ街道」の一身田です。そのためか、現行で使ってるデジカメは全て専用電池以外の電源が使えます。GRDも単4が使える(オキシライドで、70枚程度撮れる)ので、安心なのです。
(高田本山専修寺、GRD。町並みの写真はこちらで。)
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